外出時のマスク義務化　KKK「はい、分かりました」

KKKの覆面でコロナ対策？ 買い物客を捜査 米サンディエゴ
https://www.afpbb.com/articles/-/3281801

米カリフォルニア州の当局は、同州サンディエゴのスーパーで、
白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン」の覆面をかぶり買い物をした男性客について捜査を開始した。

男性は新型コロナウイルスの感染対策として覆面をかぶっていたとみられ、
レジでスーパーの従業員らに覆面を脱ぐよう言われると従ったという。

サンディエゴ保安官事務所によると、KKKの覆面をかぶった男性が同市郊外のスーパー「ボンズ」に現れたのは今月2日。
別の買い物客が撮影した画像が拡散すると、見た人の間で怒りが広まった。
当時、保安官が現場に出動することはなかったが現在、刑事罰を問う方向で捜査が行われている。

反ユダヤ主義監視団体「名誉毀損（きそん）防止同盟」の地域リーダー、タミー・ジリーズ氏はこの事件についてツイッターに
「サンディエゴは、ヘイトの場所ではない（#NoPlaceForHate）」と投稿した。

また自身が撮影した写真を「非常に不快」な出来事としてフェイスブックでシェアしたユーザーは、
「多くの意味で問題。いまだこんなことが、サンティーのボンズで起きている」と述べた。

サンディエゴ郡では先週から、公共の場で顔を覆うマスクを着用することが義務付けられており、
男性はこの条例に従ったものとみられている。