【コロナ19】 五輪延期・でたらめマスクの日本、それでも米国と感染者数比較して「幸せ回路」発動中

48日ぶりにコロナ19緊急事態を解除した日本は25日基準で累積感染者1万7344人、死者864人を記録した。パンデミックで来る7月に開幕予定だった東京オリンピックは1年延期になり、来年も開催できない場合、取り消しが有力な状況だ。専門家たちは1年延期による追加費用が3兆ウォン、経済的損失は7兆ウォンを越えると分析した。

日本はコロナ19検査や医療体系、保護服とマスク支給などで初期から不良対応と評価されてきたが、累積感染者170万人、死者数 9万人で全世界で最も深刻な米国と比較して「幸せ回路」を回している。

慶応大、東京医科歯科大学などが日本国内コロナ19死者が西欧国家より低い理由を「遺伝子」で究明する研究を始め、日本放送は感染者数が米国より少ないのは「日本語」の力という内容を放送して笑いものになった。

▲「これはペンです」日本TBS放送画面キャプチャー

ツイッターとフェイスブックには去る21日放送されたTBS時事番組「ひるおび！」のキャプチャーが出回っている。日本女性はトイレットペーパーを顔の近く当て、日本語「これはペンです」と英語「ディス イズ ア ペン (This is a pen)」をそれぞれ比較して発音した。日本語にも破裂音があり、また発音と強度は人によって違うにもかかわらず、これを放送したのだ。

実験後、司会者は「日本語は英語と比較すると唾が飛ばないので、コロナ伝染が難しく、英語には有気音があって空気を強く吐きだすので発音が強い。」と言い、出演者もやはりこれに対し積極的に同意する姿を見せた。これを見た海外ネチズンは非科学的な主張をばかにしてパロディにし、ハッシュタグとともに「#ThisIsAPenChallenge」映像をアップしている。

日本政府はマスク品薄現象を緩和するとして全家庭に布マスク2枚ずつを配布し、安倍総理が先に立って布マスクを使っていたが「鼻覆い」という嘲弄を受けた。数百億円の予算を投じたマスクは小さすぎて、鼻と口を一緒に覆うのがギリギリだという指摘が出たし、弱り目にたたり目で汚染物質やカビが出た。

実際に日本国民のうちマスクを受けとって使う人は100人中2人程度に過ぎないことが分かった。日本政府は物議にもかかわらず問題になった業者と再契約した。26日のツイッターには日本の一部学校で国家支給マスクを使えと子供たちに強要した情況が明らかになり、再びぶつぎをかもした。

キム・ユミン記者

出処:ソウル新聞(韓国語)オリンピック延期・でたらめマスク…日本、米国と比較して‘幸福回路’
https://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20200526500057