JK「妊娠しちゃった…どうしよう…」？？？「助けてあげよう」　実は赤ちゃん売買業者でした

https://news.yahoo.co.jp/articles/60ed6687870769a6e318d1cc59913e515abb441e

　エベレさんにとって、診察後に実家に戻る選択肢はなかった。厳しい父親には殴られ、近所の人たちの前で辱められるだろう。
子どもの父親には、自分に一切責任はないと言われ、今度連絡して来ようものなら56すと脅されていた。

　困り果てた若い女性が病院で座っているのを目にした看護師は、どうしたのかとエベレさんに近づいた。
エベレさんが看護師に状況を説明すると、看護師はある男性のフェイスブックページを見せてきた。
男性はソーシャルワーカーで、エベレさんのような状況に置かれた妊婦を助けているとのことだった。看護師はエベレさんに、その番号に電話するよう告げた。

エベレさんと男性はすぐに意気投合し、交際に発展。

数ヵ月後に二人は結婚し、親子３人と新たに授かったお腹の赤ちゃんと共に幸せに暮らしている。

　人身売買を監視する国家機関「NAPTIP」は、ナイジェリア南東部では赤ちゃんの売買という甘い話に誘われる若い女性は後を絶たず、エベレさんもその一人だと話す。
同機関によると、この取引に関わった女性たちは「社会的母親」として知られている。どこにも頼れず、中絶も妊娠中のケアも受けられない貧しい若い女性がターゲットになっている。

　人身売買業者は、ソーシャルワーカーのふりをして、支援を必要とする妊婦に手を差し伸べる。NAPTIPによると、彼らの正体は、
夫婦や仲買人に子どもを売るビジネスの表看板となる人物だ。請求額は一般的に、女児は1500ドル（約16万円）、男児は2000ドル（約21万5000円）だ。

「多くの若い女性は、恋人に妊娠させられた後、家族に知られるのを恐れ、出産までかくまってくれる赤ちゃんの売買業者と会う」と話すのは、NAPTIPの南東支部長を務めるコンフォート・アグボコ氏だ。
「生まれた子はその後、赤ちゃんの売買業者に売り渡される。女性たちが業者から支払われるのは、わずか5万ナイラ（約1万3000円）程度だ」

「赤ちゃん売買業者は、この事業を通常の取引としか考えていない。彼らが、まるで普通の商品を売っているかのように振る舞うのはそのためだ」とアグボコ氏は話す。
「中には、最大で五つの業者を経て売買される子もいる」

　当局は、資金不足や、警察とNAPTIPの連携不足などから人身売買への対応に苦労している。
事案が裁判にまでたどり着いても、司法手続きが遅々として進まないせいで裁判に何年もかかり、被害者のために時宜を得た公正な裁きができない。

　人身売買の被害者やシングルマザーを支援している非政府組織（NGO）カプレコン・デベロップメント・アンド・ピース・イニチアチブの広報責任者アバン・ロバート氏は話す。
「私たちが南東支部で金銭的に支援した6人ほどのシングルマザーは、赤ちゃんを売ろうとして売買業者と連絡を取り合ったと話している。ほとんどのケースは、業者の提示額があまりにも少なかったため、取引が成立しなかった」

　エベレさんのような母親たちは、人身売買業者を使って赤ちゃんを売る以外に仕方のなかった立場にある女性たちばかりだ。

　エベレさんは話す。「結婚していない相手の子を妊娠している私を見たら、父にきっと殺されていた。赤ちゃんを引き渡すしか、他に選択肢がなかった」

ぶっちぎりでクズやんけ

潔過ぎてカッコイイ