コロナワクチンでカブトガニに危機?保護活動家らが危惧

1 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:23:38.69 ID:1FVy3wfV0

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/070600400/

2 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:24:04.03 ID:1FVy3wfV0

毎年春になると、満月に導かれて何十万匹というカブトガニが産卵のため米大西洋沿いの砂浜に上陸する。お腹を空かせた鳥たちにとっては、ご馳走。製薬会社にとっては、医薬品の安全を確保するために必須の資源だ。

 カブトガニの青白い血液から得られるライセート試薬(リムルス変形細胞溶解物)は、内毒素(ないどくそ、細菌内の細胞壁に含まれる毒素)を検出できる唯一の天然資源だ。微量の内毒素が、ワクチンや注射薬、人工膝や人工股関節等の滅菌医療機器に入り込んだだけで、人を死に至らしめることがある。

「世界中の製薬会社がカブトガニに頼っています。私たちがいかにこの原始的な生物に依存しているかを思うと、気が遠くなりそうです」。そう話すのは、米国の自然保護団体、ザ・ネイチャー・コンサーバンシーのニュージャージー州ディレクター、バーバラ・ブラマー氏だ。

 製薬会社は毎年およそ50万匹のアメリカカブトガニ(Limulus polyphemus)を捕獲し、血液を採取したのち海に返す。だが、多くの個体はその後死亡する。こうした慣例と、釣り餌に使われるせいで、米大西洋岸中部の州では過去数十年の間に減ってしまった。

 1990年には、アメリカカブトガニの主な産卵場所であり、製薬会社が捕獲するデラウェア湾で、124万匹が産卵していると推定された。2002年にはそれが33万3500匹まで減少。近年では個体数は安定しており、2019年の調査では推定33万5211匹とされた(新型コロナウイルス感染拡大のため、2020年の調査は中止された)。

 カブトガニを捕獲し血液を採取する作業は時間がかかるが、得られるライセートは血液1ガロン(約3.8リットル)あたり6万ドル(約640万円)になる。2016年にはライセートに代わる合成物質リコンビナントC因子(rFC)が開発され、代替品としてヨーロッパで認可されたのち、米国でもいくつかの製薬会社が利用し始めた。

3 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:24:15.78 ID:NfcCY+Eo0
↓フォン
4 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:24:21.39 ID:1FVy3wfV0

しかし、2020年6月1日、米国内の医薬品等の科学的基準を定める米国薬局方では、未だ安全性が証明されていないとしてrFCをライセートと同等には扱わないとされた。

 7月以降、スイスに本拠地を置くロンザ社はヒトで臨床試験を行うために新型コロナウイルス感染症ワクチンの製造を開始するが、ワクチンを米国で販売するならばライセートを使用する必要がある。

 ヒトの健康と安全は、特に新型コロナウイルスに対するワクチンのような重要性の高いものにおいては最優先だ、とブラマー氏は話す。しかし、同氏を含む保護活動家たちは、rFCをはじめとする代替品が利用できなければ、新型コロナウイルス感染症ワクチン等のためにカブトガニの血液に依存し続けなければならず、カブトガニのみならず海洋生態系そのものが危険にさらされかねないと心配している。

5 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:24:48.29 ID:rvgfLBWZ0
いつもの画像
6 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:25:12.77 ID:1FVy3wfV0

ロンザ社が出した声明によれば、新型コロナウイルス感染症ワクチンを検査するのに必要なライセートは、米国の3つの会社が1日に製造する量を超えることはないという。

 3社のうちの1つ、マサチューセッツ州に本拠地を置くチャールズ・リバー・ラボラトリーズ社も、ナショナル ジオグラフィックに対して同じ見解を示した。同社のジョン・ドゥブジャック氏によれば、ワクチンを50億本製造するには60万回の検査を行うが、必要なライセートは1日分の製造量でまかなえるという。

「ライセートの供給網やカブトガニの個体群に負担をかけるものではありません」。試薬開発および試験的プログラム部門のドゥブジャック氏はそう話す。

## カブトガニの青い血の恩恵
 何億年もの間ほぼ姿を変えていないカブトガニは、いくつかの変わった特徴を備えている。名前に反して、カニよりもクモやサソリに近い。2つの複眼と7つの単眼、計9つの目を持っている。(参考記事:「「生きた化石」カブトガニ なんとクモの仲間だった」)

 1956年、医学研究者フレッド・バングはさらなる風変わりな特性に気付いた。カブトガニの血液が内毒素と反応すると、その血球であるアメボサイト(変形細胞)が凝固して塊となるのだ。バングは、カブトガニが持ついにしえの免疫システムの一部であるアメボサイトが、人間の血液に入る医薬品の細菌汚染を検出してくれる可能性に気付いた。

 科学者たちはやがて、アメボサイトの溶解物を医薬品やワクチンの検査に用いる方法を開発し、1977年には米食品医薬品局(FDA)がこの目的でライセートを使用することを認可した。

 以来、毎年5月になると米東海岸沿いにある施設にヘルメット型の生物が大量に持ち込まれ、技術者によって心臓付近の血管から血液を採取された後、海に返されるようになった(青色は血中で酸素を運搬するたんぱく質、ヘモシアニンに含まれる銅によるものだ)。

 1980年代から90年代初頭までは、このプロセスは持続可能であるように思われた。製薬会社は血液を採取したカブトガニのうち死亡するのは3%のみと主張していた。個体数調査によればカブトガニはたくさんおり、保護活動家たちもあまりこの種に価値を置いていなかったと、ニュージャージー州の保全団体コンサーブ・ワイルドライフ・ファウンデーションの生物学者、ラリー・ナイルズ氏は説明する。

 しかし、2000年代初頭には様相が変わってきた。産卵シーズンに行われる個体数調査では数が減っていることが示され、2010年の研究では、血液を採取されたカブトガニの30%が死亡している可能性が示唆された。当初の予想の10倍だ。

7 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:25:24.45 ID:e4MhcT6g0
随液ぬきとってだしがらになった死にかけのカブトガニを海に捨てて死んだらうちの敷地で死んだんじゃないからセーフとかいうやつらだろ
にんげんぜつめしたほうがいいわ
9 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:26:48.89 ID:ANve6j990
よくそんな性質発見したな
10 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:27:46.58 ID:hS3jfW8t0
キャッチ&リリース(笑)
11 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:28:29.59 ID:QO82vsp6M

割と本気でカブトガニは可哀想
12 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:28:41.78 ID:mUWgwbSK0
えぐい採血現場
13 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:29:32.44 ID:77PfUvNP0
フォン
14 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:29:55.39 ID:jmffYDlq0
青色の血
家畜ルートに入るのかな
15 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:30:08.05 ID:qAnQKUJ70
世界一かわいいよっ
17 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:30:41.21 ID:gAY0nWon0
LAL試験用のあれって未だにカブトガニから抽出してんのか
18 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:30:42.64 ID:GraEULn70
>製薬会社は血液を採取したカブトガニのうち死亡するのは3%のみと主張していた。

>2010年の研究では、血液を採取されたカブトガニの30%が死亡している可能性が示唆された。当初の予想の10倍だ。

アメップさぁ…

19 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:31:15.68 ID:UQgC8umZ0
ゆかりん!
20 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:33:03.73 ID:iI84jklYM
代替品を使うようになってカブトガニは解放されたとかこないだ聞いたけどまた酷使されるのか
23 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:34:20.10 ID:c+YErF8n0
›血液1ガロン(約3.8リットル)あたり6万ドル(約640万円)

俺、カブトガニにも勝てないんだなって思った

24 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:35:05.22 ID:+74X8J7u0
因果よなぁ
25 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:35:27.88 ID:FezYfDd30
アマゴワクチンに見えた
26 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:35:40.53 ID:oksQO0V+a
親の顔より見た血抜き画像
29 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:37:02.63 ID:rm3AmpNud
中川翔子の発言で唯一正しかった事
30 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:37:10.48 ID:axZNmndM0
アメリカそろそろ滅びろよ
31 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:37:21.42 ID:LK0wusq9a
ゆかりんピンチ
33 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:41:49.02 ID:P05NMJ0F0
コロシテ…コロシテ…
35 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:43:35.38 ID:8a8bt7l60
ゆかりんの血を輸血できる幸せ
39 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:46:56.23 ID:wjEk5Sl3H
新型コロナワクチンの製造過程でエンドトキシン発生するところあんのかよ
45 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:50:22.77 ID:emyhcn0p0
>>39
細胞培養とコンタミの問題は切り離せんだろ
40 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:48:09.94 ID:MANn+RS50
製薬会社という人を救うことより金にしか興味がない悪魔
42 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:48:59.66 ID:uQ38HgeQd
マトリックスみたいなやつだよな
44 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:49:33.31 ID:nI57Rs1D0
合成できるようになったんじゃないの?
46 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:51:24.15 ID:iPw/E1kj0
笠岡市と中国台湾に任せとけば大丈夫でしょ
47 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:51:38.75 ID:OLL2y10Y0
もう人類は滅んだほうがいいな
49 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:52:24.96 ID:VDM5ID5zM
今日の田村ゆかりスレはここか
50 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:53:02.36 ID:jripwfmn0
こいついつも搾り取られてんな
52 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:55:54.47 ID:bIW8CDqL0
こんなん海に帰すなんて偽善もいいとこ
流石にこれは酷い
53 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:56:01.90 ID:H70I3nQx0
仕事で使ってるわ
エンドトキシン(ここで言う内毒素)が
製剤に含まれてないかの検査、製造工程に含まれてないかの検査
出番は多いよ
人間が安心して注射剤使えてるのはコイツらに支えられてるからだよ
54 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2020/07/12(日) 07:56:29.05 ID:t6aarOXyK
細菌の検出には、長年生きてきた、ある生物が必要。
「カブトガニ」は、恐竜より2億年も前から地球にいる。この生物は、宇宙で驚くほど役に立つ。
カブトガニの免疫系は原始的だが、優れた能力がある。彼らの「青い色をした血液」を活用する。
 カブトガニの血液中の細胞は、細菌と接触すると、酵素を作り出す。
これらの酵素で、1ppt未満の細菌を検知できる。これは、競技用のプールで1粒の砂糖を見つけるのと同じこと。
 カブトガニの微量な血液で、汚染を検知できる。

コメント一覧

タイトルとURLをコピーしました