竹内結子さんが自殺したけど、お前らも自殺しないの？？？？？？？？？？

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岐阜）昨年の自殺347人　一人で悩まず相談を

例年、月別の自殺者数が1年で最も多い3月は、自殺対策基本法に基づき「自殺対策強化月間」と定められている。県は相談や啓発など自殺予防の事業に取り組んでいる。

　県内では、自殺者数は年々減少傾向だが、人口10万人あたりの自殺者数を示す自殺死亡率は2010年から10年連続で全国平均を上回る。

　警察庁などのまとめによると、県内で昨年1年間に自殺した人は347人で、前年から12人減った。だが、昨年の自殺死亡率は17・4%と、全国平均を1・4ポイント上回った。全国では半数以上の都道府県で自殺者数が300人以下となっている一方で、岐阜県では過去10年間、300人を下回ったことがない。

　県は18年度に「第3期岐阜県自殺総合対策行動計画」を策定。23年度までに自殺者数を283人以下、自殺死亡率を14・7%以下に減少させることを目標として掲げている。

　自殺対策強化月間に合わせ、31日まで県内で、パソコンやスマートフォンのグーグルなどのインターネット検索エンジンに「死にたい」「自殺したい」などと検索すると、相談窓口につながる広告が表示される取り組みを実施している。

　日本の深刻な社会問題の一つである「自殺」。岐阜市でも昨年、男子中学生がいじめを苦に命を絶ち、学校の対応方法などが検証された。NPO法人岐阜いのちの電話協会は2月、岐阜市内で「自殺対策講演会」を開催。NPO法人「自殺対策支援センターライフリンク」（東京）の清水康之代表を講師に招き、約120人が耳を傾けた。

　テーマは「地域のつながりが命を守る」。清水さんは「自殺対策が地域におけるセーフティーネットづくりになる」と話した。

　清水さんの分析によると、「自殺は平均して四つの要因が連鎖し、引き起こされる」。中でも亡くなる直前のうつ病や多重債務による生活苦など、最後の要因だけが注目されやすい。

　しかし、連鎖の始まりは、職場での配置転換や家庭での介護疲れ、子育ての悩みなど、誰もが経験するようなことが多いという。

　行政の窓口やNPOなどの専門機関は、複数の要因の解決に向けて個々に行動するのではなく、枠組みを越えた複数の分野の専門家や相談員の連携が必要不可欠だと指摘した。

　主催の岐阜いのちの電話は、電話やメールで相談を受け付けている。電話は、毎日午後7～10時と第1・3金曜日は午後7時から連続24時間。