【新型コロナ】 長野で過去最多23人、感染急拡大　飲食店クラスターに

長野県と長野市は13日、県内で過去最多となる23人が新型コロナウイルスに感染した、と発表した。
直近1週間で公表された感染者は78人となり、感染が急拡大している。

これで県内の感染者数は延べ430人（再陽性者を含む）となった。

長野市だけで、これまでで最多の16人の感染者が確認された。
うち8人は市内の飲食店関係者で、10～50代の女性従業員ら。

12日に感染が公表された店の利用者の30代女性の濃厚接触者として調べていた。
市保健所はクラスター（感染者集団）が発生したとみている。

11月上旬に2回、この店でまとまった会食があり、計29人が利用したという。
市保健所などが利用客を検査している。

小林良清所長は「狭い空間に多くの人数が集まった『3密』による感染の可能性が高い」とした。
濃厚接触者が特定されているとして、店名は公表しなかった。

長野市以外で13日に確認された感染者は7人。
県によると、小諸市の20代女性はクラスターが発生した会食に参加していたという。

5人はこれまでに感染が確認された人と接触があった。
もう1人は県外への滞在歴や感染者との接触もないとみられ、感染経路はわかっていない。
https://www.asahi.com/articles/ASNCF6G84NCFUOOB00F.html