豊洲市場でコロナ感染拡大。 仲卸「陽性だったら店を2週間も閉めなきゃならない。俺は検査は受けない」

　新型コロナウイルスの感染が東京都内でも急拡大する中、豊洲市場（東京都江東区）では18日までに累計で仲卸業者ら82人の感染が判明した。
業界団体「豊洲市場協会」などは、水産仲卸約480社の4千～5千人を対象とした自主的な検査に乗り出した。

　都によると、市場関係者で初めて感染者が出たのは8月15日。その後、感染者が相次いで確認されたことから、範囲を大幅に広げることにしたという。

　17日までに感染が確認された累計82人のうち、74人が水産仲卸の従業員ら。自主検査は今月末まで実施するが、任意で検査数がどれほど増えるかは不明という。

　都の担当者は「決して少ない数ではなく、重く受け止めている。市場は流通の拠点であり、業務停止するような事態は避けたい」と話す。
都と協会は水産仲卸売場棟を巡回し、棟内でのマスク着用の徹底を呼びかけている。

　小池百合子知事は18日、「クラスター（感染者集団）とは見られていないと聞いている。
安心するためにも積極的に検査を受けていこうという結果。皆さんに安心してもらうためにチェックをしていると受け止めている」と語った。

　一方、都内で同日に確認された感染者493人は1日当たりで過去最多。

「俺は検査しない」「潰れる」感染拡大、混乱の豊洲市場
https://www.asahi.com/articles/ASNCL76K0NCLUTIL016.html

　東京・豊洲市場での感染拡大は、場内での売り上げにも暗い影を落とす。

　「いきなり、半減したよ」。ある水産仲卸は、そう嘆く。市場でコロナ感染者が出てから、売り上げ、客足とも激減したという。

　店では、12日に市場で実施された希望者へのPCR検査を全従業員が受けた。
「うちは全員陰性だったけど、あちこちで陽性者が出た。そんなうわさが広がれば、さらに客足が落ち込んでしまう」と心配する。

　都内の老舗すし店主は、行きつけの仲卸で感染者が出た。毎朝その店からアナゴやエビを仕入れてきた。
「何年もかけて、自分の好みを分かってくれる店を探してきた。休業する店の代わりを探すといっても、簡単ではない」と語る。

　コロナ禍以降、なるべく手早く仕入れを済ますようにしてきた。
しかし、「店が変われば同じ時間内の仕入れは無理。自分がうつらないよう、客にうつさないよう、毎日張り詰めていて、ぐったりですよ」。

　別の水産仲卸は、PCR検査は受けない、と話す。
「無症状でも陽性だったら、店を2週間も閉めなきゃならない。そんなことになったら死活問題どころか、間違いなくパンクする。俺は検査は受けない。受けられないよ」。
店の売り上げはいま、「去年の6割5分。どうにかやっているのに、これで半月も店を閉めたら、潰れる。補償もないのに休めないよ」。

　「今回の検査とは別の検査で陽性が出たのに休業しなかった店が都にバレて、大目玉を食った」「夜の街が大好きなアナゴ屋が市場にコロナを持ち込んだ」――。
市場内ではいま様々なうわさが飛び交い、みなが疑心暗鬼になりつつある。

　市場の関係者はみな、「どうにかならないのかねえ」とため息をつき、同じ言葉を口にした。「年末に向けて、どうなっちゃうんだろう」

まあ一次の時も顔真っ赤でゲホゲホ咳しながら納品しに来る零細下請けの社長さんもいたからなぁ
GoToにも相手にされずコロナと確定したら詰みってところは多い

だから来日した胡錦濤は宴会で刺し身に手を付けなかった
SARSの教訓を知ってたから
生食は禁忌