【コロナワクチン接種】 4カ国で110万人超え

中国、ロシア、英国、米国の4カ国で新型コロナウイルス予防ワクチンの接種を実際に受けた人の数が、
17日までに累計で110万人を超えたことがわかった。米ブルームバーグ通信が18日、伝えた。

大部分はワクチン実用化で先行した中国とロシアでの接種が占める。
ただ、直近では英米のほかカナダなどでも接種が始まっており、接種人口は今後、急速に増える見通しだ。

ブルームバーグ通信が中国、ロシア、英国、米国（接種の進捗データを公表している24州）の4カ国について、
当局の発表などを元にまとめた。内訳は中国が約65万人と最多で、ロシアが約32万人、英国が約14万人、米国が約5万人となっている。

米国では足元で新型コロナ感の染拡大が深刻さを増している。

ニューヨーク州などで今週から接種が始まった米ファイザー製ワクチンは、予防効果を得るには数週間をあけて2回目の接種を受ける必要がある。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1907N0Z11C20A2000000