【広島】自宅療養中の６０代新型コロナ患者が死亡「心筋梗塞や糖尿の病歴あった」

https://news.yahoo.co.jp/articles/0063812ccbe89a12b3e9b11a2c08b7400c3777c9

県と広島市は、２０日、新型コロナウイルスに感染し広島市内の自宅で療養中だった６０代の患者が死亡したと発表しました。

県と広島市によりますと死亡したのは６０代の患者です。
患者は今月１３日に検査で陽性が判明しその翌日、県立広島病院を受診しました。
医師が診断し心筋梗塞や糖尿病などの病歴があることなどから入院が必要と判断しましたが本人が歩いて病院に来ていることなどから「即入院する状態ではない」として一度帰宅させ翌日の入院調整に入りました。
しかし、その日の夜に容態が急変し自宅で死亡しました。

県は即入院させなかった理由について「病床のひっ迫ではなく医師が患者の状態をみての判断」としています。

県内では現在無症状や軽症の感染者およそ６００人が自宅療養となっています。
また、２０日は、呉市で児童や生徒を含む５人、福山市では４人の感染が発表されています。
新型コロナの感染再拡大を受けけさ開かれた全国知事会の緊急のテレビ会議に湯崎知事も出席し、年末年始に向けた緊急提言などについて議論しました。

【湯崎知事】
「感染急拡大の地域がさらに増えるといった状況に備えてさらに強い対策を検討する必要がある」

提言案では一時停止する「ＧｏＴｏトラベル」事業の２０２１年１月１２日以降の扱いについて「できるだけ早期に方針を示すよう」求めているほか今後「緊急事態宣言」を出す場合の判断についても地方と相談のうえ方針を明らかにすることなどを求めています。

死にたくなければ感染したらダメなんだってば