【富山県】気象台、9日夜遅くにかけて除雪が困難になる積雪となるおそれ、交通への影響に厳重に警戒、不要不急の外出を控えるように

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20210108/3060006300.html
交通影響に厳重警戒　外出控えて

強い冬型の気圧配置の影響で県内は断続的に雪が降り続いています。

この後も強い雪が続く見込みで、気象台は９日夜遅くにかけて除雪が困難になる積雪となるおそれがあるとして大雪による交通への影響に厳重に警戒するとともに不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。

屋根からの落雪や除雪作業中の事故にも十分注意してください。

強い冬型の配置や上空に強い寒気が流れ込む影響で北陸地方ではあすにかけて大気の状態が非常に不安定な状況が続く見込みです。

県内では断続的に雪が降っていて、現在、県内全域に大雪警報が出ています。

午後５時の積雪は、富山市の猪谷で８８センチ、富山市で８４センチ、朝日町で８３センチ、高岡市の伏木で７５センチ、などとなっています。

また、午後５時までの２４時間に降った雪の量は高岡市伏木で６９センチ、富山市で６５センチといずれも観測史上、最も多くなっています。

気象台によりますとこの後も、９日にかけて断続的に強い雪が降り、短い時間で降る雪の量が多くなるおそれがあります。

１０日ごろにかけて山間部だけでなく平野部でも警報級の大雪になるおそれがあります。

９日夕方までの２４時間に予想される雪の量はいずれも多いところで平野部と山間部で８０センチとなっています。
また、９日夕方から１０日夕方までの２４時間に予想される雪の量はいずれも多いところで平野部で２０～４０センチ、山間部で４０～６０センチとなっています。

気象台は今後、除雪が困難になる積雪となるおそれがあるとして９日夜遅くにかけて大雪による交通への影響に厳重に警戒し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
また、１月１１日ごろにかけて大雪に十分注意が必要だとしています。

このほかなだれや屋根からの落雪、電線や樹木への着雪、水道管や路面の凍結、それに落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。

積雪が多くなっている地域では除雪作業中の事故に注意し、天候が悪化している状況では無理をしないようにしてください。

01月08日　19時33分　NHK