コロナ禍で日本人のだるま供養離れが深刻

広場には、大小様々なだるまが約２メートルの高さに積み上げられた。読経の中、火が付けられると、だるまは勢いよく燃え上がった。

古だるまは例年、正月に開かれる「高崎だるま市」で回収されるが、今年は新型コロナウイルスの影響で来場者が激減し、例年の半分以下という。

同県達磨だるま製造協同組合の吉田昌弘理事長（５６）は「大変な状況の中だが、皆さんの願いをひとまず成就させられた」とほっとした表情を見せた。