【芸能】ユウキロック、吉本退所発表も感謝「ブラックの血が流れている」

2/28(日) 17:20
デイリースポーツ

ユウキロック、吉本退所発表も感謝「ブラックの血が流れている」
　ユウキロック
　お笑いタレントのユウキロック（４８）が２７日深夜に自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「ユウキロックのエンタメウェビナー」で、「２０歳から約２９年間所属した吉本興業を２０２１年２月２６日、退所しまして、フリーランスとなりました」と報告した。今後はタレント、構成作家、ＹｏｕＴｕｂｅｒなどとして活動する。

　「オリエンタルラジオ、（キングコングの）西野くん、レベルが違います」と退所ブームに乗ったわけではないと明言した上で「吉本が１、外部が９」と仕事の内訳を説明。退所の理由の１つを「会社に申し訳なく思えてきた」とした。

　さらに、吉本の劇場にほとんど出演していないこともあり、第２の理由に「もうすでに吉本所属と思われていない」を挙げた。吉本の会社の受付でも「もう離れましたよね」と確認されることもあったという。

　決定打はＹｏｕＴｕｂｅを始めたこと。プロモーションのためにツイッターのダイレクトメッセージ（ＤＭ）を解放したところ、多くの仕事依頼が舞い込むようになった。しかし、闇営業問題があったため、その依頼を受けることができずにいて、有名番組からのオファーもスルーしてしまう結果となった。

　ここで「おれ、もう吉本に所属してないんじゃないか」と考えるように。１９年の闇営業問題で会社幹部のヒアリングを受け、コロナ禍も重なった。第３の理由として「５０歳を目の前にもう一度集中して頑張ってみようと思った」と独立に心が傾いたとした。

　自身にとっての吉本興業を「血」と表現。米大リーグ・ドジャースの監督を長く務めたトミー・ラソーダさんの「おれにはドジャーブルーの血が流れている」という言葉をもじり「おれには吉本ブラックの血が流れている」と語った。最後は「吉本興業さん、ありがとうございました」と力強く感謝した。

　ユウキロックはすでに芸能界を引退した大上邦博さんと９５年にお笑いコンビ・ハリガネロックを結成。２００１年の「爆笑オンエアバトル」でチャンピオンになり、同年「第１回Ｍ－１グランプリ」では中川家に次ぐ２位となった。１４年にコンビは解散し、その後は単独で活動している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/81a67ec0d3b79bdd5c44ba7db59fc7c9ff31260f