【千代田区】ワクチン予約にキャンセルが出た際に廃棄されないよう、代わりに接種を受ける保健所や高齢者施設の職員などの名簿作成へ

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210521/1000064670.html
ワクチンキャンセルに備え代替接種対応の名簿作成へ 千代田区

東京・千代田区は、新型コロナウイルスワクチンの予約にキャンセルが出た際にワクチンが廃棄されないよう、代わりに接種を受ける保健所や高齢者施設の職員などの名簿を作ることになりました。

これは、２０日、千代田区の※樋口高顕区長が臨時の記者会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、千代田区では来週２４日から一般の高齢者向けのワクチン接種が始まりますが、同じ日に、区内の施設で国の大規模接種も始まることから「二重予約」によるキャンセルが出ることが懸念されているということです。
このため区は、キャンセルによるワクチンの廃棄を避けるため、代わりに接種を受ける、保健所や高齢者施設などの職員の名簿を作るということです。
対象となるのは、新型コロナ関連の業務を担う保健所の職員や、高齢者施設の職員、それに保育所や学校の職員などで、接種を受ける順番は、それぞれの施設や部署が決めて接種会場ごとに名簿を作るということです。
このほか会見では、区内に住む６０歳から６４歳の人と基礎疾患のある人を対象に、接種券を来月中旬に配布する方針も示されました。
※樋口区長は「貴重なワクチンが１人でも多くの区民に届くよう、突然のキャンセルが出てもしっかりと使い切れるように備えることが大切だ」と述べました。
（※「樋」のしんにょうの点が１つ）

05月21日　06時51分
NHK