るろうに剣心の作者「和月伸宏」先生が実写版「るろうに剣心」のヒットの理由を語る

和月伸宏が語る映画『るろ剣』の成功理由

これまで様々なメディアミックスが展開されてきた「るろうに剣心」の中で、映画版は原作を最後まで実写化した。
和月は「最後までやってもらえたのはこれが初めて。ありがたい。感謝ですね。とても嬉しく、感慨深いです」と笑顔を見せる。
『The Final』の公開によりシリーズ累計動員は1,000万人を超え、映画『るろうに剣心』シリーズは
「実写化成功の代表例」として引き合いに出されることも多い。最初に実写化のオファーが来た際に
「ヒットを予想していたか？」という問いに和月は首を横に振る
「原作が終わってから10年が経過していた作品だったので、率直に言うと、実写映画化は『おまけ』をもらえたという気持ちでした。
『頑張って連載しておまけがもらえて嬉しい。でも読者をふくめ関わってくれた人が嫌な思いをしないよう、ちゃんとした作品になってほしい』。
観た人がなんだこれって思うような作品にはならないと嬉しいなと。正直、これほどまでのヒットは予想していなかったです」
脚本チェックはしていたものの、「餅は餅屋」の考えのもと映画づくりについて和月は「基本的にお任せしていた」そう。
実写映画『るろうに剣心』の成功理由については次のように分析した。
「一番最初のファン、つまり、『るろうに剣心』を漫画から読んでくれていて、今も好きだと言ってくれている人たちが実写版を受け入れてくれた。
僕がすごく感謝をしている、プリミティブな、“始祖のファンの人たち”が実写版を観て、『これはたしかに剣心だ！』『面白い！』
『剣心が好きなら観た方がいい』と言ってくれた。そうやって肯定的に受け入れてくれる作品になったというのが大きいのではないでしょうか」
「原作ファンをないがしろにすると実写化作品はうまくいきづらいと思いますね。
大友監督をはじめとするスタッフや佐藤健さんたち役者陣が原作を踏まえて、
それを映画に落とし込んでいくという作業をすごく丁寧にしてくださった。だから『これは剣心だ』と思ってもらえたんだと思います」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4186d7d842286875829a8dede1c923ce58ad7e15?page=1

これがヒットの理由だよね
最初から結構な勝算がある企画だったのでは？