ファイザーとモデルナ、どちらのワクチンを選ぶべき？　専門家「どちらでもいい」

県内でも企業や大学における職場接種の動きが広がり１２日からは県の大規模集団接種も始まるなどワクチン接種の動きが加速しているんですね。
この職場接種と大規模集団接種で使われるのがこちらの「モデルナ」のワクチンなのですが、医療機関における個別接種や１３日から始まる長崎市の集団接種では「ファイザー」のワクチンが使われます。
どちらを選べばいいのかその違いを見ていきましょう。

主な違いをまとめました。
まず発症を予防する効果は、厚生労働省によりますとファイザーがおよそ９５％モデルナがおよそ９４％といずれも高い有効性が確認されています。
次に接種の回数と間隔ですが、いずれも２回接種でファイザーは３週間の間隔が必要なのに対してモデルナは４週間と１週間長くなります。
そして最も気になる安全性なんですが、接種した部位の痛みや発熱などといった副反応が発生する割合は、一部の症状を除いてファイザーよりモデルナの方がやや高い傾向にあると報告されています。
これらの副反応について専門家はどう見ているのでしょうか？長崎大学の森内浩幸教授に見解を伺いました。

（森内教授）
「これは残念ながらファイザーもモデルナもよく出る、特にモデルナの方が出やすい。いずれにしても接種の翌日ぐらいをピークにだんだん治っていくものですし、
ワクチンが十分に効果を示す準備段階にあるものだということで受け止めていただければちょっと痛くても、ちょっと熱っぽくなってでも順調に反応していると受け止められる」

一方、最新の調査によると重大な副反応にあたるアナフィラキシーが起きる割合は、ファイザーが１００万回あたり４．７件。
モデルナが２．５件でこちらはファイザーの方がやや割合が高くなっていますが、いずれも極めて低い確率だということです。

（森内教授）
「どちらにしても非常にまれですし、仮にそれが起こっても接種会場にはアナフィラキシーの特効薬が注射器に入れた状態で準備してあるので、
それが大事につながることは極めてまれだと思っていただいて結構」

全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9d785b244bf764cacdc90ff0fa906c867ef7d56

きのこの山とたけのこの里論争をここに加えるべきではないよな