【調査】ワクチン「慎重」と言われてきたが…若者の7割以上が接種に前向き　埼玉県の意識調査

新型コロナウイルスのワクチン接種について、埼玉県内の１８〜３９歳の約７割が接種に前向きな考えであることが、県の意識調査で分かった。

高齢者が先行して始まった接種は、若い世代には十分に行き渡っていない。若年層は接種に慎重と言われてきたが、ニーズの高さが浮き彫りになった。
　調査は八月上中旬、県内在住の十八〜三十九歳の千七百六十人を対象にオンラインのアンケート形式で実施した。
若年層は接種への抵抗感が強いとする別の調査結果もあったため、今後この世代への接種の加速に向けて意識を探った。

　その結果、７０・３％（千二百三十七人）が「必ず接種する」「おそらく接種する」「すでに一回以上接種した」と回答。
「絶対に接種しない」「おそらく接種しない」は１１・１％（百九十六人）、「分からない・検討中」は１８・２％（三百二十一人）だった。
　接種を希望する理由（複数回答）は「周りの人に感染させたくないから」が５８・８％、「集団免疫の獲得のため」が４８・７％で多かった。

一方、接種に後ろ向きな理由（同）は「副反応が心配だから」が６５・４％、「効果に疑問があるから」が３６・７％で目立った。
　調査ではワクチンに関する情報の入手先も尋ねた。「ユーチューブなどの動画サイト」と答えた人は接種を希望しない割合が高いことが分かり、県は今月中旬にもワクチンに関する正確な情報を動画などで伝える特設サイトをつくる。
　担当者は「打ちたくても迷っている人もおり、その不安に寄り添うような情報提供をしていきたい」としている。

◆学生の予約伸びぬ大学も　担当者「動機づけ必要では」

　若年層への接種を巡っては、東京都がＪＲ渋谷駅近くに八月末に開設した専用会場に、「いち早く打ちたい」という希望者が殺到。抽選倍率が二十倍を超える日もあるなど、関心の高さをうかがわせた。ただ、職場接種で学生にも接種する県内の大学に聞くと、予約が伸びないところもある。

　約八千人の学生がいる独協大（草加市）は、八月三十日〜今月十日に一回目接種を実施。一日最大約千人に接種できる体制を整えているが、今のところ予約は五割ほどにとどまっている。
　「接種の有無で不公平が生じてはいけないが、接種していないと対面授業に出られないなどの動機づけがなければ、積極的にならないのでは」と担当者。

「渋谷の様子が呼び水となって、接種が進めば」と期待する。一方で「家族にも接種してほしい」との要望もあり、接種の対象を拡大した。
　同じく八千人ほどの学生が在籍する埼玉大（さいたま市）は、今月十三〜十七日に予定する接種に向け、八月に希望調査をした。「結果の詳細は明かせない」とするが、その数字をもとに二千二百人分の供給量を確保したという。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/129808

なけなしの預金使い切って準備してるのに

不公平が生じてますが

↑反ワク爺の願望だった