IR汚職事件で自民党を離党した秋元司「私は無罪！衆院選に立候補する！」→自民党と相談して立候補取りやめ

秋元司氏は立候補せず　衆院選東京15区　自民と相談「政党政治を尊重」
2021年10月18日 17時42分

　１９日に公示される衆院選で、カジノを含む統合型リゾート施設（ＩＲ）事業を巡る汚職事件で自民党を離党し、９月に東京地裁で懲役４年の実刑判決を受けた秋元司・元内閣府副大臣＝東京１５区＝は１８日夕、国会内で会見し、立候補しない意向を表明した。

　同区では自民党から推薦された前職と元職の２人が立候補する見通し。無所属での立候補を検討してきた秋元氏は会見で「できれば自民党が候補を立てないで（自身を）側面支援をして頂きたいと思っていた」と説明。

　「２人が推薦されたと聞き、党の決定を受け止めたい。（自身が）出馬すれば、政党政治を推進してきた１人として、それを否定することになる。混乱を生じさせたくない。自民党東京都連の国会議員とも相談して決めた」と語る一方で「政治活動はこれからも続けていく覚悟です」と付け加えた。

　東京１５区からは、秋元氏を含め、自民推薦の２人や野党統一候補の元職、維新新人ら８人が立候補する見通しとなっていた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/137498