【オーストラリア】オミクロン株拡大で入院急増・・・当局 「ワクチン未接種の若年層が国内入院患者の、かなりの数を占めている」

オーストラリアで１８日に報告された新型コロナウイルス感染による死者が、過去最多を更新した。
オミクロン変異株の広がりで入院率も過去最高水準に達している。

１８日昼前の時点で、人口の多いニューサウスウェールズ（ＮＳＷ）州、ビクトリア州、
クイーンズランド州が報告した死者数は合わせて７４人。これまで最多だった１３日の全国の死者５７人を上回った。

ＮＳＷ州では３６人の死亡が報告された。州内での過去最多となる。ペロテット州首相は記者会見で、
ＮＳＷにとって非常に厳しい日となったと述べた。その上で、病院は入院患者の増加に依然として対応可能との見解を示した。
同氏はワクチン接種率の高さを理由に、厳しい規制導入の可能性を一貫して排除している。

ビクトリア州は１８日、入院者急増を受けて病院に不急の医療サービスを停止する権限などを与えた。

豪当局は、ワクチン未接種の若年層が国内入院患者の「かなりの数」を占めているとしている。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-australia-idJPKBN2JS04J