- スポーツのヒーローを「特別扱いしろ」と言いたいのではない。ジョコビッチは、昨年の全豪オープン優勝者だ。今年の大会を開くにあたって、ディフェンディング・チャンピオンを「最高儀礼」で歓迎するのは当然のわきまえだ。それなのに、オーストラリア政府は、出場できると確信して渡航してきた最優先ゲストを、こともあろうに冷遇し、世界的な非難の的にした揚げ句、追い出したのだ。これほどスポーツ界の道理に背く行為はない。
「全豪オープンには、もはや『世界のグランドスラムの一つ』と認められる資格はない」と私は感じる。
https://diamond.jp/articles/-/293602 - 歴史の草創期、ウィンブルドン選手権（全英オープン）は、「チャレンジ・ラウンド」と「オールカマーズ・ファイナル」方式で優勝を決めていたと伝えられている。
前年優勝のディフェンディング・チャンピオンは、挑戦者決定戦ともいえる「チャレンジ・ラウンド」の優勝者と「オールカマーズ・ファイナル」で対戦するだけでよかった。ボクシングの王座防衛戦のようなシステムだ。それほど前年チャンピオンは尊敬され、重用されていた。もちろん100年も前の伝統だが、歴史ある大会であれば、前年優勝者に敬意を払うのは当然の伝統精神ではないのだろうか。
しかもジョコビッチは昨年だけではない。2011年からの過去11年の間に全豪オープンだけで8回も優勝し、このディケイドの全豪オープンの歴史を彩ってきた立役者である。ジョコビッチなくして全豪オープンの活況も輝きもなかった。 - 特別扱いしろって言ってるやんけ
- その功労者によくもまあ犯罪者のような汚名を着せ、非難の的にしたものだ。私はスポーツライターとして、スポーツの歴史と発展に絶大な貢献をし続けているアスリートに対して、著しくリスペクトを欠いたオーストラリア政府の所業に問題を提起する。「コロナ対策のためには仕方がない」という、今は切り札のように使われる言葉で肯定されるのはおかしいと、はっきり指摘したい。
- 全豪の価値無くなったらジョコの価値も無くなるジレンマ
- 誰が書いてるのかと思ったら案の定で草
- ウソビッチ
- 「ワクチンを2回接種しなければ入国できない」
オーストラリア政府は、かねてこのような決定をしているという。それがジョコビッチを追放した理由だ。
「ルールを守るのは当然だ」
オーストラリア政府の姿勢に理解を示す人々はこう言う。だが、「ワクチン2回接種が入国の条件」とするのは、あくまでオーストラリアのローカル・ルールだ。世界共通のルールでも、スポーツ界が合意した総意でもない。
オーストラリア政府がそのローカル・ルールを重視する姿勢はもちろん尊重する。だが、それほどローカル・ルールを厳守するなら、なぜ「世界」に開かれた大会であるべき全豪オープンを実施するのだろう？
ワクチンを接種しない選手を排除して、「オープン」と名の付く大会を開催するのはおかしい。日本では「オープン」という呼称が単に「大会」と同義で理解されているが、私はアメリカである競技に参加した際、「オープンというのは、『誰でもいらっしゃい』という意味だ」と教えられた。
本選に出場できるのは限られた人数としても、その前に予選があり、広く門が開かれている。ところが、今回の大会は、前回優勝者さえも門前払いした。これはもはや全豪「オープン」ではない。少なくとも今年に関する限り、全豪ローカル大会としては認めても、グランドスラム（世界の4大トーナメント）の一つという位置付けははく奪すべきだと考える。
- 小林信也：作家・スポーツライター
- たしかに
- まーた日大の田中理事長を擁護してたガ●ジやんけ！
- テニスチャンプオンはオーストラリア国民の健康的より上なんや
- ジョコビッチは、例外規定とされている「医学的理由で免除が認められている場合」に該当するとみなされてオーストラリアに向かい、入国した。ところが入国を拒否された。
さまざまな報道を総合すると、免除が認められていたはずのジョコビッチが、オーストラリアに入国する前のわずか数時間か数日の間に、オーストラリア政府が見解を変えたためではないかとも考えられる。
オミクロン株による感染状況の変化も影響していたかもしれない。厳しい規制を方針とする政府がジョコビッチだけを特別扱いするわけにいかない。市民や世論の反発を警戒し、直前で判断を変えたか、直前まで問題視していなかったが急に判断を迫られて入国拒否に至ったのか。
私たちは、入国拒否が起こってからでなく、起こる以前の事実関係を検証すべきだと思う。
- 小林信也で草
- 犯罪者に優しいな小林
- ジョコビッチがワクチン接種に否定的なのは、テニス界では広く知られている。全豪オープンの大会主催者（オーストラリア・テニス協会）も当然知っていた。このジョコビッチをメルボルンに迎えるにあたって、何ら事前の調査も確認もしなかったとは考えにくい。
ジョコビッチがオーストラリアに向かったのは、大会主催者との間で何らかの承認や合意があったからだろう。前年優勝者に対して、そういったことについて一切の了解もなく、勝手にジョコビッチが押しかけたとは考えられない。私が政府を強く非難する根拠もそこにある。政府が知らなかったとすれば、州政府か主催者のどちらかが確認を怠ったことになる。
いずれにせよ、これについてはジョコビッチの非ではない。本来なら、もっと早い段階から世論が納得する追加条件が提示され、これをジョコビッチが遂行すれば問題は起こらなかった。例えば、ワクチン接種の代わりに陰性証明を提出し、一定期間の隔離生活を承諾する。北京五輪では、ワクチンを接種していない選手は3週間の隔離を義務づけられ、それを受け入れて入国する。3週間はかなりの負担だが、それでも明示があればジョコビッチはその方法を選択することもできた。
- 虚偽申告するなよ
- トップレベルで戦うアスリートたちは、それでなくても苛酷な規制を受け入れて生活している。いつ抜き打ち検査（ドーピング・チェック）の検査官が部屋のドアをノックするかわからない日常生活の中で、風邪をひいても市販の風邪薬を飲むことができない。
市販薬の中にも禁止薬物が入っている場合が多く、うっかり飲んでしまえば、出場停止や資格停止処分を受ける恐れもあるからだ。「絶対に風邪をひけないんです」
それほど気をつけていると教えてくれる選手は少なくない。
そんな日常を過ごす選手たちに、発熱などの重い副反応を起こす可能性のあるワクチン接種を受け入れる決断が、選手によっては「容易でない」ことも想像してほしい。
もし副反応がひどければ、繊細に高めてきたコンディションが無になり、復調にどれだけの期間とエネルギーが必要になるか。 - 正論とは
- ただの信者のご意見で草
- 特別扱いしろと言いたいんやん
- ジョコビッチは、テニスの技量にとどまらず、2週間にも及ぶ長いトーナメントを闘い抜く精神力、体力、自己コントロールや節制する力も併せ持っている。
尋常なレベルではなく、ジョコビッチならではの特別な理論と実践があってこそ、驚異的な成績を記録してきた。それらに対するリスペクトを忘れていないだろうか。
少なくとも、オーストラリア政府は、ジョコビッチが入国し、誰もが安全で健康だと理解できる方法を事前にはっきり提示すべきだった。それをせずに一刀両断、国外追放したオーストラリア政府の責任は重い。今回の処分によって、ジョコビッチは今後3年間、オーストラリアに入国できない可能性があるという。そうなれば当然、全豪オープンには3年間出場できない。むしろ、オーストラリア政府こそ、世界のスポーツ界から3年程度の「参加停止」を宣告されても仕方ないのではないだろうか。
（作家・スポーツライター 小林信也）
- 小林はフリスビーの元プロなんやっけ？
- 特別扱いしろとしか読めんのやがコイツは何を言うとるんや
- 郷に入っては郷に従えも出来ないカスにスポーツマン名乗る権利無いわ
- >>26
豪だけに - >>31
🤔 - とんでもない権威主義者やな
- 2ヶ月以内の感染証明出せばワクチン接種の代わりにしたるで言うて出してきた書類が虚偽記載やったから強制送還なんやろ
ワクチン接種してないから強制送還とかバカなの？＞例えば、ワクチン接種の代わりに陰性証明を提出し、一定期間の隔離生活を承諾する。北京五輪では、ワクチンを接種していない選手は3週間の隔離を義務づけられ、それを受け入れて入国する。3週間はかなりの負担だが、それでも明示があればジョコビッチはその方法を選択することもできた。
- 入国管理局への虚偽申告は殆どの国で犯罪なのでは？
- 他の大会でも冷遇すれば解決なのでは？
- この記者はいつもこんなキチゲェ記事書いてるんか？
- ワクチン打ちたくないけどテニスさせて
↓
実は虚偽申告でスペインにいってたの隠してました - ジョコビッチがワクチン打ちたくないって自由はあると思うが
じゃあ他の筋は通さんと単純にダメだよな - 特別扱いしろと言いたいのなら素直にそう言えばまだマシなのに、なんでこの内容で「特別扱いしろと言いたいのではない」とか書いたんや
- ノーワク・ジョコビッチの語呂の良さがいけない
【正論】スポーツライター「ジョコビッチを冷遇し追い出した全豪はもはやグランドスラムではない」
なんJ
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