【ワクワク割】「こういうネーミングはどこがするの？」元厚労省官僚「役所の担当チームが広告代理店に投げてワクチンとかけてワクワク」

元厚労省官僚、元衆議院議員の豊田真由子さんが、9日の読売テレビの情報バラエティー番組「あさパラS」（関西、東海などで放送）に生出演。政府がワクチン3回接種者などを対象に、コンサートやスポーツ観戦などの入場料を割り引く「イベントワクワク割」の実施を検討していることに関し、その過程を推測した。
　MCのハイヒールリンゴから「こういうネーミングはどこがするの？」と質問された豊田さんは「普通は役所の担当チームが考えるが、これは大きな外向けのイベントなので某大きな広告代理店さんが関わって、想像するに『ワクチンとかけてワクワクっていいんじゃね』となって…」と分析。さらに「最終的な判断権者って、企業も役所も昭和のおっちゃんたちなので、おっちゃんがおおーと（手をたたいて）、たぶん若い人は『えーっ』と思っているけど言えなかった」と私見を述べた。
　3回のワクチン接種証明または検査による陰性証明でコンサートやスポーツ、劇場の入場料が20％割引（最大2000円）され、5月からの開始予定とされているイベントワクワク割。ワクチンとワクワクをかけたネーミングにSNSでは不評なこともあり、豊田さんは「名前が不人気だから変えようという話がある。それとは別に政策として適切かという議論があり、（ワクチンの）副反応が心配であれば、2000円もらえるから打てという話ではない。接種率向上への効果があるのか」などと疑問も指摘した。
https://www.chunichi.co.jp/article/450155

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