【反ワクチン】神真都Qのリーダーが主張 「コロナウイルスは存在していない」 「ワクチンと称して毒物を混入している」

「ワクチン接種は犯罪」 「コロナウイルスは存在しない」 反ワクチン団体「神真都Q」の自称リーダー逮捕

新型コロナウイルスのワクチン接種会場で抗議する反ワクチン団体の男が、警視庁公安部に逮捕された。
4月20日、逮捕されたのは、ワクチン接種に反対する団体「神真都Q」の自称リーダー、岡本一兵衛こと倉岡宏行容疑者（43）だ。

倉岡宏行容疑者：
分かってないじゃないか！襟を正しなさい！職務怠慢だ君は！

4月7日、子ども向けの接種会場だった東京都渋谷区の小児クリニックに不法侵入した疑いが持たれている。

公安部によると、倉岡容疑者らは「ワクチン接種は犯罪行為だ」と主張し、1時間以上会場内にとどまったという。

この事件では、「神真都Q」のメンバーの男女4人が不法侵入の現行犯で逮捕されている。

接種会場の関係者：
とにかく子どものワクチンを認めない派の人。患者さんがたくさん待っているところにドドドドって入ってきて、
診察室と処置室に入り込もうとして、扉を開けようとするのでみんなで押さえた。誰かが手を緩めるとこじ開けて入ってくる

「神真都Q」は、アメリカの陰謀論集団「Qアノン」の影響を受けていて、ホームページ上で「コロナウイルスは存在していない」「ワクチンと称して毒物を混入している」などと主張。
各地の接種会場でワクチンに反対する活動を行っている。

公安部は、団体の事務所などを家宅捜索し、旗や腕章を押収。事件への組織的な関与について調べている。
https://www.fnn.jp/articles/-/349662