コロナ禍であえて酒を飲まない人が増加中。じわじわと酒離れが広がり、「意外と酒無くても楽しい」という新しい価値観が生まれる

コロナ禍で、“お酒を飲まない”生活スタイルが広がっている。
その背景を探ると、以前から徐々に起こっていた“酒離れ”の要因と、コロナの関係が見えてきた。
“あえて飲まない”人たちの中で広がる、コロナ時代を経て、“酒から離れた生活を楽しむ”という新しい価値観とは。

酒離れの背景に見えてくるのは3つ。
①経済要因。消費税増税だったり、経済危機のようなもの
②健康要因。より健康意識が高まった
③社会要因。酒への風当たりの変化も大きい

この分析をもとに、酒類消費量のグラフを見ると、「消費税増税」に、「リーマンショック」、「保険料負担増」や「SARSの流行」、さらに「飲酒運転の厳罰化」の翌年など、経済、健康、社会的要因を受けながら、徐々に酒の消費量が減っているのがわかる。

こうした状況の中、コロナ禍で更に酒を飲む機会が減り、“酒離れ”が加速したとみられている。

https://www.fnn.jp/articles/-/358017?display=full