「痴漢されたくないお客様は後ろの車両をご利用ください」谷原章介、永島優美アナがＪＲ異例アナウンスを議論

俳優・谷原章介がＭＣを務める８日放送のフジテレビ系「めざまし８」で、ＪＲ新宿駅の駅係員による〝痴漢アナウンス〟を取り上げた。

　番組ではＪＲ埼京線の新宿駅駅係員が「防犯カメラは多く設置しておりますが、痴漢は多くおらっしゃいます。痴漢をされたくないお客様は後ろの車両をぜひご利用ください」と呼びかける様子を紹介。〝痴漢をされたくないお客様〟という言い回しに、ネット上では違和感を唱える声が相次いだ。ＪＲは番組の取材に「適切な案内ではなかった」と回答している。

　これに谷原は「意図は分かるんですけどね。定型文みたいなのがあると思うんですけれども、この方は混んでいるところを誘導する際、臨機応変にアナウンスしたのかなと思うんですよね」とコメント。続けて「ちょっとアナウンスを磨き直していただきたいですね」と話した。

　同局の永島優美アナは「防犯カメラを多く設置してあります」という呼びかけは評価しつつも「ちょっと違和感を覚える方がいらっしゃったのかな」と私見。

　番組に出演していたＮＰＯ法人理事長の大空幸星氏は「鉄道会社が防犯カメラを設置したり、女性専用車両を設けたり、一生懸命やっているのは事実。ただ、これだとやっぱり諦めているように聞こえますよね」と指摘した。

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/4429619/