ジャニーズ性加害の被害男性を誹謗中傷したジャニオタ、被害届を提出される

【速報】ジャニーズ性加害の被害男性 「売名」「ウソ」「お金目当て」誹謗中傷100件 被害届提出・受理
https://news.yahoo.co.jp/articles/93b7096fefae38e242f224186a6a3f47f27f6e63

　旧ジャニーズJr.の元メンバーで「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の二本樹顕理さんは3日午前10時半ごろ、被害届を提出するため、大阪府警本部を訪れました。

　報道陣の取材に応じた二本樹さんは、「『売名だ』『被害証言がウソ』『お金目当ての活動』などといった中傷があり、中には脅迫めいたものや身の危険を感じるものもあった。（被害者は）ただでさえ性被害の証言は苦しいのに、証言を上げづらくなってしまうので、こういう誹謗中傷はやめてほしい」と訴えました。二本樹さんによりますと、被害届は受理され、今後、刑事告訴も検討しているということです。

　旧ジャニーズ事務所に所属していた二本樹さんは、入所まもない13歳の時からジャニ―喜多川氏から性加害を受けたとして実名で告発し、平本淳也さんらとともに「当事者の会」を立ち上げました。

　今年5月、二本樹さんは国会でのヒアリングで、「（当時は）どこに相談すべきかもわからなかった。安心して子供たちが成長していける社会を作り上げていくことができるように協力いただきたい」と、虐待の未然防止や早期発見の重要性を訴えていました。

　二本樹さんによりますと、性被害を申告した今年5月以降、二本樹さんのもとに送られてきた誹謗中傷のメッセージは約100件にのぼり、「当事者の会」を結成してからは、会のメールアドレスに誹謗中傷のメールが届くようになったということです。

　この問題を巡っては、先月、「当事者の会」代表の平本淳也さん（57）も、インターネット上で悪意ある書き込みを受けたとして、神奈川県警に告訴状を提出していて、その数は会を立ち上げてから急増し、少なくとも数万件にのぼっていると明らかにしていました。