【岡山】「爪の間に針を刺すか、生爪剥ぐか、スタンガンを頭に当てるか選べ」男性をスタンガンで感電させマイナカード奪う　男女2人逮捕

知人の男性に因縁をつけ、暴行を加えた上マイナンバーカードを奪ったとして、男女2人が逮捕されました。

強盗致傷の容疑で逮捕されたのは、大阪市淀川区の会社員の男（28）と、岡山市の専門学校生の女（19）の2人です。

警察によりますと2人は共謀し、12月2日午前11時半ごろから午後0時50分ごろまでの間に岡山市内の宿泊施設で、女がSNSを通じて知り合ったさいたま市の無職の男性（21）に対してスタンガンを突き付け、「おめえのしたことじゃろうが」などと怒鳴りながら土下座させ顔面などを足蹴りするなど暴行。

さらに男性に千枚通しを突き付けて「爪の間に針を刺すか、生爪剥ぐか、肋骨の間刺すか、スタンガンを頭に当てるか選べ」などと言いながらスタンガンを男性の腕に押し付けて感電させる暴行を加えた疑いです。

さらに男性の現金60万円を支払う約束をさせた上、「払わなかったらお前の家族が消えると思え」などと脅して、マイナンバーカード1枚を奪った疑いです。男性は頭部打撲など全治1か月のけがです。

男性からの被害申告を受けた警察が所要の捜査を行って2人の容疑を特定し、きのう（21日）午後逮捕しました。

警察によりますと、逮捕された2人は交際関係にあると見られ、男性と逮捕された女はSNSを通じて知り合い1～2度会っているということで、調べに対して男は「概ね合っている」、女は「男と一緒に事件を起こしたことに間違いない」と容疑を認めているということです。

RSK山陽放送　最終更新:12/22(金) 10:0
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