「姓はいらない」と名だけで生活する元国立大名誉教授の考えとは？ 選択的別姓制度の議論から感じた違和感 (としまる氏)

「姓はいらない」と名だけで生活する元国立大名誉教授の考えとは？　選択的別姓制度の議論から感じた違和感：東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/422756

2025年7月22日 06時00分　有料会員限定記事

参院選の争点の一つになった選択的夫婦別姓制度。議論の行方が注目される中、「そもそも姓はいらない」と、名のみでの社会生活に臨む73歳の男性がいる。国立大名誉教授としても知られた姓名から離れたのはなぜか。きっかけは、明治から昭和にかけて痛烈な風刺で反権力を貫いたジャーナリストの随筆との出合いだった。（太田理英子）

◆「小倉利丸」あらため「としまる」

「としまるです」

18日、東京都内で「こちら特報部」の取材に男性はこう切り出した。インターネットのセキュリティー問題に取り組む市民団体「JCA-NET」で理事を務め、4月から「としまる」の名で活動している。
それまで名乗っていたのは「小倉利丸」。約10年前まで経済学者として富山大で勤め、資本主義論や監視社会、音楽など幅広い分野で執筆活動も続けてきた。実は「小倉」は旧姓で、戸籍上は妻の姓になっている。婚姻届を出す際、「女性が姓を変えることが多いが、自分も経験してみよう」と考えたという。

勤務先では旧姓を使い続けたが、給与の支払い手続きなどは戸籍上の姓しか認められず、不便さを味わった。また、改姓に驚く両親の姿を見て、「家意識」の強さを感じ取った。

「名前は自分が何者かを表すものなのに、自分で決める自由が狭められている」。ずっと違和感を抱いてきた。最近の選択的夫婦別姓制度の議論をみると、「なぜ家制度の象徴である姓の使用が前提なのか」との疑問がぬぐえなかった。

◆反骨のジャーナリスト「宮武外骨」に心を動かされ…

そんなとき、目に留まったのが、「滑稽新聞」など数々の雑誌や書籍を世に広めた宮武外骨（みやたけがいこつ＝1867～1955年）の文章だった。外骨は1921（大正10）年、著書「一癖随筆」で自ら「廃姓宣言」をしていた。
人類が各々（…

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馬鹿だなあ、ネトウヨ

また間違えたね！

しかも夫婦別姓に賛成してる意見のように見えて性はいらんって言うナゾの行動