人手不足と言っても統失の俺が行くと落とされるからな、不足していないんだろ

構造的要因は、「深刻な人手不足」と「企業の海外投資の拡大」だ
実は、構造的な要因が２つある。１つめは、深刻な人手不足によるコストの大幅増加だ。日本の慢性的な人手不足は、賃金に必要以上の上昇圧力をかけているのだ。

生産性の向上を伴わない過度な賃金上昇は、想定以上のコストプッシュ・インフレをもたらす。賃上げはモノやサービスの価格に転嫁されるわけだが、
ここ数年の傾向では賃上げ率より価格の上昇率のほうが明らかに大きい。

２つめは、「直接投資収益」（企業が海外投資で得る利益）が急拡大している状況だ。私は「人手不足によるコスト増加より直接投資収益の拡大傾向のほうが、
実質賃金の減少要因としては大きい」と考えている。

その拡大傾向は、経常収支の内訳の推移をみるとよく理解できる。過去３年の内訳をみてみると、第１次所得収支（投資の収支）で突出した黒字を稼ぐ一方で、
貿易収支・サービス収支・第２次所得収支といった他の収支はすべて赤字だった。

現実に、2024年の経常黒字は過去最大の29.3兆円だったが、第１次所得収支が40.4兆円の黒字を確保する傍ら、
他の３つの収支は合計して11兆円を超える赤字だったのだ。【以下のグラフ参照】

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6級とかでも手帳があれば大手に就職できたりする