【国勢調査】期限後も回答受け付け・訪問 村上総務相「調査の重要性理解を」と呼びかけ

村上誠一郎総務相は10日の記者会見で、8日に回答期限を迎えた「国勢調査」に約3600万世帯を超える回答があったと明らかにした。期限後もしばらく回答を受け付けるとして「調査の重要性をご理解いただき、早めにご回答いただきたい」と呼びかけた。

インターネットで回答した世帯は9日午前0時時点で約2500万世帯に及び、全世帯を占めるネットでの回答率は前回同期比で9・4ポイント増の45・4％だった。総務省は調査員の負担軽減などにつながるとして推奨しており、ネット回答率50％を目指している。

ネット回答は2015年から可能となり、今回で3回目。15年のネット回答率は36・9％、20年が37・9％と拡大しつつある。今回の国勢調査は9月20日に調査が始まり、回答期限は10月8日までだった。

総務省によると、回答期限後も、調査員が10月下旬まで未回答世帯に訪問し、回答を促していく。この期間内ならば調査票の郵送、ネット両方から回答することができるという。

[産経新聞]
2025/10/10(金) 13:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/8129ea0e9ce03923135386601f7fcfaacc6ba4e2