人間関係で「相手をコントロールしたがる人」に出会ったことがあるでしょう。
細かく行動を把握したがったり、罪悪感を使って相手を縛ろうとしたりする態度は、支配欲が強い「マキャヴェリズム」という特性を示すものです。
しかし中国・マカオ大学(University of Macau)の最新研究で、こうした行動の背景に、愛情に対する深い不安が潜んでいる可能性を示しています。
研究の詳細は2025年4月11日付で学術誌『Journal of Social and Personal Relationships』に掲載されました。
愛情の不安定な人ほど、他人への「支配欲」が強くなっていた - ナゾロジー人間関係で「相手をコントロールしたがる人」に出会ったことがあるでしょう。 細かく行動を把握したがったり、罪悪感を使って相手を縛ろうとしたりする態度は、支配欲が強い「マキャヴェリズム」という特性を示すものです。 しかし中国・マカオ大学(University of Macau)の最新研究で、こうした行動の背景に、愛情に対す...nazology.kusuguru.co.jp
愛着とは、他者と情緒的につながり、困ったときに頼ってよいと感じられる感覚です。
子ども時代に、親や養育者から
⚪泣いたら応えてもらえる
⚪怖いときに守ってもらえる
⚪失敗しても見捨てられない
といった経験を重ねると、「人は信頼できる」「自分は大切にされる存在だ」という心の前提が形づくられます。
これが安定している状態が安定型愛着です。
不安定な愛着とは?
不安定な愛着とは、この心の前提が揺らいでいる状態です。
具体的には、次のような内面を抱えやすくなります。
⚪人に近づくと、どこか不安になる
⚪親しくなるほど、拒絶や裏切りを恐れる
⚪相手の態度を過剰に気にしてしまう
⚪本音で頼ることが難しい
本人にとっては「性格」ではなく、人間関係で身を守るために身についた心の構えに近いものです。
「支配欲」は悪意ではなく「防衛反応」?
そして今回の研究では、「不安定な愛着」と「マキャベリズム(操作的・支配的な性格傾向)」の関係が詳細に検討されました。
研究チームによる分析の結果、人間関係における愛着スタイルが不安定な人ほど、他者を操作・支配しやすい傾向があることが統計的に確認されました。
重要なのは、研究者たちがこれを「生まれつきの悪意」ではなく、人間関係で傷つかないための防衛戦略として解釈している点です。
不安定な愛着をもつ人は、幼少期に「頼った相手が必ずしも守ってくれなかった」「愛情が一貫していなかった」といった経験を重ねている場合が多いとされます。
その結果、心の中に「人は簡単に離れていく」「信じると裏切られるかもしれない」という前提が作られやすくなります。
こうした前提をもつと、対等な信頼関係を築くよりも、相手を先に支配したほうが安全だという発想が生まれやすくなります。
操作やコントロールは、相手を傷つけるためというより、「自分が捨てられないための保険」として機能しているのです。
ツカミが上手すぎるww勉強になりやす(_ _)
研究では、不安定な愛着の中でも、特定のタイプがより強く支配的傾向と結びついていることが示されました。
とくに関連が強かったのは、「恐れ・回避型」と「無秩序型」と呼ばれる愛着パターンです。
恐れ・回避型の人は、「自分は愛される価値がない」「他人は信用できない」という感覚を同時に抱えています。
人とつながりたい気持ちはあるものの、深い関係になるほど不安が強まり、結果として相手を疑い、コントロールしようとする傾向が強まります。
一方、無秩序型愛着は、幼少期に「守ってくれるはずの養育者が恐怖の対象でもあった」ような経験と結びつくことがあります。
このタイプの人は、親密さへの欲求と恐怖が同時に存在するため、心の中に強い混乱を抱えやすくなります。
研究者は、この内的な不安定さが、他者への敵意や支配行動につながりやすいと説明しています。
また、不安型愛着についても、支配的傾向との関連は確認されました。
ただしこちらは、相手を突き放すのではなく、罪悪感を与えたり、注意を引いたりする形で関係を操作する点が特徴とされています。
「支配したい人」は、実は一番不安な人かもしれない
今回の研究が示しているのは、他者を支配しようとする人ほど、人間関係に深い不安を抱えている可能性があるという事実です。
マキャベリズム的な態度は、冷酷さの表れというより、「これ以上傷つかないための鎧」として身についたものかもしれません。
もちろん、この研究は相関関係を示したものであり、「不安定な愛着が必ず支配欲を生む」と断定できるわけではありません。
それでも、人を操作したり支配したりする行動を、単なる性格の問題として切り捨てる見方を見直す重要な手がかりを与えてくれます。
もし誰かが強く支配的に振る舞っているとしたら、その裏側には「捨てられるのが怖い」「信じたいのに信じられない」という不安が隠れているのかもしれません。
人を縛る行動の奥にある“愛情への不安”に目を向けることが、より健全な人間関係への第一歩になる可能性があります。
暇空さん
キモオタネトウヨさん
相手を信用できなかったりプライドが高かったり
だから可哀想と思って寂しそうな人に近寄っちゃダメ
寂しさは容易に支配欲に転化するから
(・∀・)ニヤニヤ
ってのは思いの外抽象化出来なかったな
ワシがアホなんだろうけど
(・∀・)ニヤニヤ
思い通りとか面白くない
まらしぃさんが先に開示請求してきたのに
ああはなりたくないから俺は孤立を選んだ
自律してないってことね
支配は依存
主人と奴隷の弁証法






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