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ウサギやニワトリ、モルモット……学校で飼われている動物が減っているのをご存知でしょうか? 親世代が子どもの頃は当たり前だった、学校の飼育動物が減ってきた理由と、課題を乗り越えて飼育を続けている学校の工夫について取材しました。
■魚・両生類・昆虫の飼育は13.6%→50.9%に増加!
「最近、子どもの学校で動物が飼われていないな」と思ったことはありませんか? 実は全国の小学校で、その印象通りのことが起こっています。
大手前大学教授で心理学者の中島由佳さんの調査によると、2003~2012年は93.4%もの小学校が「動物を飼育している」と回答 。ところが2017~2018年には、「動物飼育をしている」小学校は85.8%まで減少していました。
「『飼育なし』は6.6%から14.2%に増えています。また、飼育されているにしても、その動物種に大きな変化が見られました。鳥と哺乳類が著しく減少して、魚・両生類・昆虫が13.6%から50.9%まで急増したのです」(中島さん)
■鳥インフルエンザに、教員の負担…学校飼育を阻む壁
学校での動物飼育、特に鳥・哺乳類が激減したのはなぜでしょうか。中島さんは、2003年に流行拡大した鳥インフルエンザが理由の一つと考えています。
「鳥インフルエンザ流行時に養鶏場のニワトリが処分されているのを受けて、『学校のニワトリを子どもに接触させるのも控えた方がよいのではないか』との考えから、各自治体や学校で鳥の飼育を控えるようになりました」
その結果、ほとんどの自治体では、子どもではなく教員が動物の世話をすることになったそうです。「慣れない飼育を教員が急に担当するのは大変です。そのため、飼育していたニワトリが死んだあと、次の動物を迎えることに二の足を踏む学校が増えました」(中島さん)
■長期休暇の動物飼育は、だれが担当する?
鳥だけでなく、ウサギやモルモットの飼育まで減った背景には、さらに別の問題もあるようです。
「鳥インフルエンザの流行が落ち着くと子どもたちの動物飼育も再開されました。しかし、安全上の問題や異常なほどの猛暑の影響で、『夏休みなどの長期休暇に子どもだけで学校に来て飼育小屋を掃除させるのは危ないのでは』との危惧から、長期休みの飼育はやはり先生が主体の仕事となっていったのです」(中島さん)
鳥インフルエンザへの警戒に始まり、教員の負担増、そして安全安心への懸念の高まりから、鳥と哺乳類の飼育数は減っていったのです。
文部科学省は2024年に「学校における動物の飼育について」と題する通知を出し、学校で動物を飼育する際に適切な環境と態勢を整えるよう要望しました。
そこには、休日でも清掃や給餌などの管理ができる体制を整えること、獣医師や動物看護師などの指導の下に飼育できるよう努め、動物が病気やけがをした場合は適切な措置を講じられる体制や予算を整えること、などが挙げられています。
文科省が全国の公⽴⼩学校を対象に行った調査(2024年、有効回答数1224校)によると、学校飼育動物の休日等の管理体制は「整えている」が7割を超えていましたが、「整えておらず、不適切な状態を招く可能性がある」が約1割ありました。
獣医師や動物看護師との連携については、適切な体制を「整えている」が約7割である⼀⽅、「整えておらず、不適切な状態を招く可能性がある」が2割以上にのぼっています。
学校における動物飼育が簡単ではない現状がうかがえます。
■学校で飼育しているヤギが、長期休暇に“里帰り”
こうした状況の中、動物飼育の適切な環境や体制を整え、積極的に飼育活動を続けている学校もあります。1992年から2年生がヤギの飼育をしている相模女子大学小学部(神奈川県)に、長期休暇中の動物飼育について聞いてみました。
と学校動物飼育担当教諭の三橋正英さんは言います。
同校では1年生の11月ごろから2年生の11月までの1年間、1クラス1匹のモルモットを教室内飼育しています。
「モルモットは保護者の方に協力していただいて、土日、春・夏・冬休み中は子どもたちの家庭にショートステイします」(三橋さん)
■獣医師会が全面的に協力しているケースも
福井県獣医師会では学校飼育動物支援事業に力を入れています。最近では、先生への負担を抑えつつ学校で動物を飼育したいという声に応えて、モルモットを1年間「ホスティング」(貸し出し)しています。
「ホスティングされたモルモットは、体調管理のために毎日体重測定をしていただくことにしていますし、病気になった時には獣医師会所属の動物病院が診察します」
と福井県獣医師会長で大門動物病院副院長の大門由美子さんは言います。
学校が休みの時のお世話についても考えられており、
「土日や長期休暇など、学校が休みの日は保護者の方に協力してもらって、児童の家にホームステイさせています。ホームステイ先の決め方や詳しいお世話の仕方などは保護者説明会を開き、獣医師が説明しています」(大門さん)
と細かく段取りを組んでいることも教えてくれました。
このように学校動物飼育には手間とマンパワーがかかります。それでも学校動物飼育を続けたい、その意義とは何なのでしょうか。
前出の中島さんは、学校飼育動物が子どもの発達に与える影響を研究しています。12の小学校の4年生を対象に、「学年飼育群」(学年全員で飼育している)、「ふれあい群」(飼育はしないが学校の動物とふれあえる)、「動物なし群」に分けて調べたところ、興味深い結果が表れたそうです。
「学年で動物をお世話してきた子どもたちは、触れ合いのみの子どもたち、動物がいない子どもたちに比べて『学校を居心地よいと感じる気持ち』や『他者への共感性』『向社会的行動』(利他的な行動)のすべてが上がっていました」と中島さん。
動物の飼育は情操教育に良さそう……というイメージがありますが、実際の効果が科学的にもわかってきているのです。
「今の時代、バーチャルペットやロボットペットもいます。でも、実際の動物は人間が望むようには動いてくれないし、食欲をなくしたり具合が悪くてジッと動かずにいることもあります。そんな物言わぬ動物たちの様子を気遣い、幸せでいられるようにお世話をするうちに、辛そうな友達がいたら思いやり、共感することを学ぶとともに、動物に癒されて学校が楽しいと思えるようになるのではないでしょうか」(中島さん)
また学校飼育の現場に立つ三橋さんはこう話します。
「動物は人間と違って、勉強やスポーツができる、見た目がかっこいいといった区別をしません。子どもの本質的な人間性や関わり方に対して、関係を結んでくれるんです」
相模女子大学小学部のヤギも、無口だった子、遠慮がちな子を受け入れ、ブラッシングさせたりそばに寄らせてくれたりすることがよくあるとのこと。子どもたちの自尊心を育てる大切な存在になっているそうです。
■かけがえのない「喪の授業」
学校で飼っていた動物は、いつかは命を終えます。その死も子どもたちにはかけがえのない体験となります。大門さんは、学校でモルモットが死んだ時に開かれた“喪の授業”に呼ばれた時を振り返ります。
「ある子が『自分たちのお世話の仕方が悪かったのかな』と聞いてきて、私が『違いますよ、年を取って命がだんだんと消えていったんですよ』と説明すると、教室がほっとした空気に包まれたのを覚えています。一つの命が亡くなったことを小さい子どもも考えるし、悲しむ。動物の命はすごく有意義なものを教えてくれるのです」
(取材・文/大崎典子)
うさぎ育てるくらいなら犬とか猫のほうがいいと思うわ
飼育委員をやったが、休みの日にも餌やりと掃除で登校する必用があって、そのために親とのお出かけに付いていけずに涙目になった想い出(´・ω・`)
ひよこから育てたニワトリ
草むらで捕まえたアオダイショウ
似たようなもんだろ
ガラスのうさぎ
青いうさぎ
因幡の白うさぎ
俺の次の当番の奴がめっちゃ怒られてたわ
引き渡す際に捕まえようとした時に穴に逃げ込んだウサギはバケツで水攻めにしてやると慌てて地面に飛び出して来るのが面白かった
最初は、可愛そうだの言う女子が多かったが一番効率的な方法だと知れ渡り毎年みんなやる様になった
子供の小学校には有った
家が糞まみれになって直ぐ返した
なんで育ててんだろうとは思ってた





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