桃「わたし千代田桃9歳っ、わるいまぞくから町を守る魔法少女っ!」

1 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:18:35.551 ID:oKWEyoo90
数年前…とある町

桃「フレッシュピーチハートシャワーっ!」

バフォメット「ぶおおっ」

桃「先輩っ、心をなくしたバフォメット系のまぞくがそっちの路地の方向にっ」

『OK、桃はそこで待機っ、あとは私たちにまかせてっ』

『フレッシュマグナムグレープアタックっ!』

ちゅどーん

……

2 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:19:05.532 ID:oKWEyoo90
魔法少女A「すごいわ桃、まだ9歳なのに魔法少女として、私たちと
まぞくと戦って…、いつも助かってるわ」

魔法少女B「ええ、さすが千代田桜さんの妹ねっ」

桃「……、」

魔法少女C「ちょ、やめなさいよ、桃の前で桜さんの話をするのはっ、
ごめんね桃、この子気遣いができなくて」

桃「ううん、別に、気にしてない」

数年前、私のおねーちゃん、千代田桜は突然いなくなった。

失踪というやつだ。

それ以来、なんかいろいろあって…、わたしはお姉ちゃんの行方を
探しつつ、この3人の魔法少女の 先輩たちに色々教えてもらいながら、この町をワルいまぞくから守っている

3 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:19:10.602 ID:rS+fFICC0
すゃみ子は悪くないよ
4 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:20:40.456 ID:oKWEyoo90
魔法少女B「何よ、いいじゃない別にほめてるんだから。
ただ、桜さんは優秀だったけど、
私は、あんまり…だわ。だってあの人、穏健派の魔法少女、じゃない」

魔法少女C「こ、こら、だから桃の前でそんな話はっ」

桃「(穏健派ってなんだろ…?)」

桃「あ、ところで…先輩」

魔法少女A「ん?何かしら、桃」

桃「いつもは、私が町で悪さするまぞくを先輩たちがいる路地まで
誘導させる役ですけど、その後ってどうやってまぞくを町から追い出してるんですか?」

魔法少女A「ん…?追い出す?」

桃「え…?だって、どんな強そうなまぞくでも、
一度町から追い出したまぞくは二度と町で見かけないし…、
一体どんな方法や技をつかってるのかなって…」

魔法少女A、B、C「………」

魔法少女A「あ、ああ…、そうね、桃。いつもまぞくを追い込む役をまかせてたから、
わかってなかったのねっ」

魔法少女A「けど、なんていうか…それはアレね、貴方はまだ小さいし…」

魔法少女A「そこは引っかからなくていいわ」

桃「……?」

5 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:23:11.431 ID:oKWEyoo90
先輩の話によると、この町は何かふうすい的?じば的?なアレで
まぞくが魔力を蓄えるのにうってつけの場所らしくて、ほかの町より沢山のまぞくが集まってくる土地柄らしい

理性をなくしてみたいに暴れまわって、町に迷惑かけるまぞくが多いのは、
きっと、蓄えた魔力を制御しきれずに暴走しているから。

そんなワルまぞくから町を守るのは、魔法少女としての私の使命。

6 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:24:06.369 ID:oKWEyoo90
そんなある日。

季節は冬。

魔法少女A「今日もお疲れ様、桃。今日もワルまぞくも追い払って、任務を完了したわ。
ってあら、桃、貴方、頭、ケガしてない?」

桃「ああ、さっきのまぞくと戦ったときに強めに頭はたかれて…
けどこれくらい、いつものことだし大丈夫。今日はもう帰ります、お疲れ様です」

魔法少女A「そう、まあ魔法少女だし、自然治癒されると思うけど、気を付けて帰りなさいね」

……

そのまま帰路につく桃

桃「痛…、とは言ったものの、ちょっと、痛む、かも…?」

「え?あ、あの、あなた、頭大丈夫?」

桃「……、成績なら理系を中心に高得点ですけど」

「いや、そういう意味じゃなく…頭からドクドク血が出てんだけど…ちょっとこっちいらっしゃいっ」

桃「え…?」

7 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:25:04.318 ID:+7cuFSnL0
はい
8 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:25:27.595 ID:rS+fFICC0
「頭大丈夫?」
9 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:26:22.283 ID:oKWEyoo90
喫茶店

「そのまま動かないでね、いま手当するから。どうしたの?友達とタイマンでも張った?」

桃「ううん、ワルまぞくにちょっとどつかれただけ。魔法少女やってるから」

「そう、18歳の一般ピーポーの私にはよくわからないけど、小さいのにえらいのね。
私の生まれ故郷を守ってくれて」

桃「べ、別に、そういうのじゃ…」

「はい、できたわ。治療を終わりっ、ガーゼくっつけて血も止まってきたし、大丈夫だと思うわっ若いしこれで十分よねっ」

桃「(………、手当してもらってなんだけど、なんだかしぬほど雑…
あれ、けど、このアバウトな感じ…、口調…、なんか懐かしいような…)」

「ねえ、あなた名前は?」

桃「千代田…桃。手当してくれて、その」

「わたし、ここで客足がない喫茶店を営んでるの。私にも貴方くらいの妹がいるからかしら。なんだかほっとけないわ。またケガしたら来てね、桃ちゃん」

桃「(そうだ…、この人、どことなく似てる……、桜お姉ちゃんに)」

桃「うん、…手当してくれてありがとうお姉さん」

10 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:29:03.660 ID:oKWEyoo90
その日以来、わたしはお姉さんの喫茶店に通い詰めるようになった

お姉さん「…ほんとに頻繁にケガしてくるのね、ひょっとして桃ちゃんって魔法少女として弱いのかしら?」

桃「そ、そんなことない、まだ修行中なだけで」

お姉さん「もう少し修行したほうがいいんじゃない?筋トレしてる?
筋肉をつけないと強くなれないと思うの」

桃「素人考え。魔法少女は筋トレなんかで強くなったりはしない」

お姉さん「実はわたし、筋トレにはうるさくて、それじゃさっそくやってみよっかっ」

桃「人の話を……、まあ、いいけど。お姉さんがそれで気が済むなら」

お姉さん「そう、わかったわ、それじゃまずこのタイヤを括った紐を体に巻き付けるところからはじめてみよっか」

桃「(あれ…?思ったよりもガチ向き…?)」

11 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:29:43.940 ID:oKWEyoo90
後日

魔法少女A「すごいわ、桃っ、魔力がいままで比べて格段にあがってる」

魔法少女B「ホントだわ、ひょっとして影で特訓でもしてるの!?」

魔法少女C「やっぱり桃は将来有望な魔法少女だわっ」

桃「え……」

12 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:32:24.173 ID:oKWEyoo90
桃「そんな…うそ…ばかな…筋トレくらいで」ワナワナ

魔法少女A「まあ、どうしたの桃、なんかあんまりうれしくなさそう」

魔法少女B「きっと自分でも驚きをかくせないのね…、けど桃っ、あなた最近かわったわ」

桃「え?」

魔法少女A「最近ちょっと見た目も明るくなってきて、可愛くなってきてるし…、
心も落ち着いてきてるようにみえる」

魔法少女C「ホントね、何かいいことでもあったのかしら?魔力っているのはさまざまな要因であがるから、
最近あったいい出来事も関係しているのかもね」

桃「それは…」

桃「(魔力もあがって…、一人前の魔法少女になりつつある…これは筋トレのおかげ…?それとも)」

桃「(お姉さんのおかげ…?)」

13 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:33:39.593 ID:lCWjFdAe0
本当にあり得そう
14 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:34:08.096 ID:oKWEyoo90
桃「こ、こんにちは」

お姉さん「あら、桃ちゃん。また、来たのね。あら、今日はケガしてないのね」

桃「だいぶ強くなったから」

お姉さん「ふーん、それじゃ、今日は何の用事?」

桃「べ、別に…、ただ、遊びに来た」

それから…、わたしは学校や魔法少女としての仕事の合間に、時間をみつけては
お姉さんの喫茶店にかようようになった。

そこで、ケガを手当してもらったり…、一緒に筋トレをしたり。
あとは…、一緒にお茶して、たわいもない話をしたりたり。

いつのまにか、わたしは喫茶店にかようのが楽しみになっていた。

そんなある日のこと。

15 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:35:31.012 ID:oKWEyoo90
桃「こ、こんにちは」

お姉さん「あら、桃ちゃん。また、来たのね。あら、今日はケガしてないのね」

桃「だいぶ強くなったから」

お姉さん「ふーん、それじゃ、今日は何の用事?」

桃「べ、別に…、ただ、遊びに来た」

それから…、わたしは学校や魔法少女としての仕事の合間に、時間をみつけては
お姉さんの喫茶店にかようようになった。

そこで、ケガを手当してもらったり…、一緒に筋トレをしたり。
あとは…、一緒にお茶して、たわいもない話をしたりたり。

いつのまにか、わたしは喫茶店にかようのが楽しみになっていた。

そんなある日のこと。

16 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:35:37.283 ID:lCWjFdAe0
本当にあり得そう
17 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:38:17.716 ID:oKWEyoo90
桃「今日も遅くまでお姉さんの喫茶店にいちゃったな…ふふ」

バフォメット「……」うろうろ

桃「!!?あれは…、まぞくっ!いつもの心をなくしたバフォメット系…、
先輩たちに連絡をしないと…、……っ」

桃「(いや、私ももう…、一人前の魔法少女…一人でも追い払うことはできるはず…)」

桃「町で暴れちゃダメでしょっ、てえいっ!」

バフォメット「どわっ、あぶなっ!な、なにすんの、危ないやんっ」

桃「え…あれしゃべった!?」

バフォメット「えーうそ、いまどき強硬派がいるのか、この町っ、
言っとくけど知り合いに会いにきただけなんだけどっ」

桃「…え?強硬派ってなに…?」

18 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:39:25.652 ID:pd0sPoa80
幼少期桃好き
19 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:39:58.262 ID:+7cuFSnL0
もんも…
20 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:40:04.907 ID:oKWEyoo90
バフォメット「仕方ないから町から出ていくわっ、それじゃ」ドスドス

桃「…あ、ちょっ…、ご、ごめん。わたし、そんなつもりじゃ…」

「フレッシュマグナムパインシャワーっ」

ちゅどーん

桃「……え?」

魔法少女B「ふう、これで今月だけで20体目…、この町を魔力が供給しやすい地場に作り替えたのは正解だったみたいね」

魔法少女A「虫が群がるみたいに闇の一族がたくさん寄ってくるし、この町にいればどんどんまぞくを駆除できるわ」

魔法少女C「けどこれだけまぞくを倒せば、かなりのポイントがたまって…、え?あ、あれ桃?なんでこんなところに」

桃「…え…え?」

21 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:42:49.800 ID:oKWEyoo90
桃「い、いま…、バフォメットが…大技にあたって…、跡形もなく消えて…」

魔法少女A「あ、あー、みちゃったのね、桃。けどもうあなたも実力的に言ったら
一流の魔法少女。そろそろ知っておかないとね」

魔法少女A「あのね桃、まぞくは…、追い払うものじゃないの、駆逐するものなの」

桃「え…?け、けど、いまのまぞくは理性もあって…、
暴れる様子もなかった…多分、悪いまぞくじゃ」

魔法少女B「ううん、あのね、桃。まぞくにいいも悪いもないのよ。
まぞくっているのは、みんなみんな、世界に危害を与える悪なんだからね?」

魔法少女C「あ、それでね、桃。あなたももう立派な魔法少女だし…、
そろそろ正式に私たちの団体に入ってもらっていいかしら?」

魔法少女C「いままで隠していたわけじゃないけれど…、私たちこういう団体に所属してるの、
この書類に名前と印鑑を押して、あした持ってきてもらっていい?」ぴらっ

桃「え……?」

魔法少女団体
「闇の一族を絶対に許さない会」 入団書類

22 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:45:06.487 ID:9N+pws7/d
ヒェッ…
23 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:45:57.952 ID:rVwHLvGr0
全体的に精神年齢低そうな会だな…
24 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:46:27.769 ID:oKWEyoo90
桃「」

この時…私は、魔法少女にもいろいろな考えの人がいて…、

3人の先輩たちは、ぎょーかいで言うところの『強硬派』と呼ばれる魔法少女、であったことを初めて知った。

『強硬派』 ~魔法少女辞典より~
① まぞく大っ嫌い派。出会ったら、即大技ぶっ放す系の人たち。
② まぞくを倒したポイントをためまくって、自分の願いをかなえるのに熱心な人たち

25 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:47:54.952 ID:oKWEyoo90
その数日後…

魔法少女B「あれ以来、桃がこないわ…、電話しても出ないし…、どうしたのかしら」

魔法少女C「やっぱり桃には少し早すぎたかしら、私たちの団体のことを話すのは…
桜さんも穏健派だし、私たちの崇高な思想は理解できなかったのかも」

魔法少女A「いえ…、あの歳であれだけの力をもった魔法少女…、
絶対に私たちの団体に引き入れないと…、桃を探しにいきましょうっ」

……

26 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:49:55.544 ID:oKWEyoo90
喫茶店

桃「………」

お姉さん「さっきからそんなに黙りこくっちゃって…、何かあったの?」

桃「……先輩たちが、町に来たまぞくの命をことごとく奪ってた…、
わたし…そんなこと知らなくて…一緒に協力してた、ずっと…
町で暴れるまぞく追い払っていただけだと…」

お姉さん「…そう、けど、それは仕方ないことじゃないの?追い出すだけじゃあ、
また別の町で危害を加えるかもしれないわけだし」

お姉さん「それが魔法少女としての仕事、なんでしょ?」

桃「いや…、け、けど…まぞくだって皆が皆、危害を与える存在じゃないし…、
この間みたバフォメットの人は理性的だった…、ワルまぞくって感じじゃなかった…のに」

お姉さん「それじゃあ…、桃ちゃんは魔法少女としてどうするべきだとおもうの?」

桃「そ、それは……」

27 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:52:18.469 ID:oKWEyoo90
桃「そ、それは……」

桃「………」

桃「(………、桜お姉ちゃんなら…、どうしてただろう)」

お姉さん「……」

お姉さん「ねえ、桃ちゃん。魔法少女。もうやめちゃわない?」

桃「……え?」

お姉さん「だって、いつも傷づいて戦ってる桃ちゃんを見るのはつらいし…、
それに今の桃ちゃんは巫女として戦う理由も揺らいじゃってる…」

桃「え……?巫女って…?」

お姉さん「あ、ごめんね、巫女っていうのは魔法少女のこと。
で、だったらもう、魔法少女をやめるっていう手もあると思うわ…」

お姉さん「そして光の道からはずれ、闇の道に落ちて…、わたしの眷属になる、という道も」

桃「…………」

桃「…………、お姉さん、何言って」

28 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:53:13.562 ID:lp/a79jk0
ざわ…
29 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:53:24.805 ID:oKWEyoo90
バンッ

魔法少女A「桃っ!!」

桃「せ、先輩たち、いったいどうしてここにっ!?」

魔法少女B「どうもこうもないわ、最近顔を見せないとおもって心配して探してたら…、アンタなんて奴と一緒にアフタヌーンティを愉しんでんのよっ!」

魔法少女C「けどでかしたわっ!そいつは私たちたちの団体がずっと探していた
超大物のまぞくっ!数千年前、世界を滅ぼしかけたゴリッゴリのだいまぞくよっ!」

桃「え……、ゴリゴリまぞくって……、誰…?だ、誰のお話してるの…?」

お姉さん「……」

30 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:56:57.522 ID:oKWEyoo90
魔法少女A「これほどの大物だもの、4人で力を合わせて倒すわよっ!
フレッシュマグナムグレープアタッ…っ」

桃「ちょ、ちょっと待って!やめて!タイムっ」

魔法少女A「も、桃っ!何やってるの、はやくこっちにいらっしゃいっ!
わたしの大技に巻き込まれちゃうわっ」

桃「お、おかしいですっ、おねーさんがゴリゴリまぞく
だなんて信じられないし…!」

魔法少女B「まだ気づいてないの!?あんた、だまされてたのよっ!
優しいお姉さんのふりして、あんたのことを」

桃「そんなのウソっ!それに、仮にまぞくだからって、その人のことよく知りもせず、
退治しちゃうのはやっぱり間違ってるっ!そこまで悪いまぞくじゃないかもしれないのに…!」

桃「も、もっと話し合ったり…!一緒にお茶したり…、
筋トレしあって汗を流すうちに分かり合えるかもしれないしっ」

お姉さん「………」

31 名前:匿名のゴリラ 投稿日時:2019/11/24(日) 20:59:02.590 ID:oKWEyoo90
魔法少女A「も、桃っ!ああ…なんてことを…っ」

魔法少女B「あーあ、やっぱ桜さんの妹だったか…最悪」

魔法少女C「穏健派らしい情弱な考え方…、悲しいわ桃…、もう分かり合えないのね」

桃「お姉ちゃん、私の手につかまってっ、逃げようっ」

お姉さん「え…え?」

魔法少女A「待ちなさいっ!その女はここに置いていきなさいっフレッシュグレープトライデントっ」ザシュッ

桃「がはっ!」

魔法少女A「あっ!?」

桃「……っ、っフレッシュピーチグレネードっ!」

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