高橋洋一｢新型コロナ、検査をもっとやれ派は、むしろ不安と混乱を煽っている｣

　先の計算は、PCR検査にいかに誤判定が多いかを示唆している。

　韓国、イタリア、イランやクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」では、集団感染が発生しているようだ。これは、以下の図を見てもわかる。

　こうした集団感染状態になっている集団に対して、PCR検査を行うのはいい。罹患率20％の集団に対して、感度7割、特異度9割の検査を行えば、先の計算の通りになる。

　一方、罹患率2％の集団に対してだと、下図のようになる。

　陽性的中率はわずか12.5％である。これでは検査ミスによる再検査などが続出して、本来の医療もできなくなり、医療崩壊につながるリスクが出てくるのだ。

　PCR検査を際限なく行うと、検査ミスによりますます不安を煽るとともに、医療崩壊にもつながりかねないということをマスコミはもっと伝えるべきだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200302-00070767-gendaibiz-soci&p=3

　これから、国会で各種の政策が吟味されていくはずだが、政治は結果責任である。野党も細かい揚げ足取りはせずに、国民の安全安心のために議論を尽くしてほしい。

しかも、こいつらクルーズ船の下船客を再隔離しろとは言わない
陰性で自由にしたことをなかったことにしてやがる二枚舌