【新型コロナ】 完治率、中国65％・韓国1.5％

韓国疾病管理本部は5日「この日0時の時点で、入院治療を受けてきた国内の感染者47人が退院し、
国内の武漢コロナ完治者は88人に増えた」と発表した。

国内完治者の比率は1.5％になった。中国（65％）、イラン（19％）、イタリア（9％）はもちろん、中国を除く世界平均（8.7％）よりも低い数値だ。

専門家たちは国内の完治率が低い理由として「流行が始まってからまだあまり時間が過ぎてないため」との見方を示している。
鄭銀敬（チョン・ウンギョン）疾病管理本部長は4日のブリーフィングで「中国はわれわれよりも流行が早かったため、退院する人も増えている」と述べた。

韓国は先月20日から1日当たりの感染者数が100人以上ずつ増えたが、彼らが完治するまで通常2週間以上かかるからだ。
完治して退院する患者よりも、大邱・慶尚北道で新天地を中心に感染者が急増し、完治率が低くならない錯視効果もあるとの説明だ。

イランやイタリアよりも低い理由についてイ・ジェガプ翰林大学江南誠心病院感染内科教授は
「イラン・イタリアは感染後にかなり時間がたってから感染が確認され、完治判定も早く行われているようだ」と分析した。

「24時間間隔で2回陰性反応が出れば完治」とされ、厳しかった国内の完治基準が緩和されたことで、
完治者の割合はさらに早く増えるものとみられる。

疾病管理本部は今月2日から「発病日から3週が過ぎて特別な症状がなければ、武漢コロナ検査なしに完治したと見なし、隔離を解除する」と指針を見直した。
専門家は「武漢コロナ患者の80％は大きな症状が出ておらず、通常は2週間あれば自然に治る」とみている。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/06/2020030680040.html