村岡さん「ウイルスに感染しないよう気を付けて本番したい」

　東京オリンピックの聖火リレーです。長野県内にトーチが来るまで2週間となり、きょう19日、県内を走る全176人のランナーが公表されました。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大で、自治体がイベントを中止するなどの影響が出ています。

　オリンピック発祥の地ギリシャで火を灯した聖火。東京オリンピックはおよそ1万人が聖火を繋ぐ予定で、アテネ大会の金メダリスト野口みずきさんが第2走者を務めました。

　日本でも今月26日、福島・Ｊビレッジからスタートします。長野は4県目の来月2日、3日で初日は軽井沢町をスタート。1998年長野オリンピックの会場となった、山ノ内町や白馬村、長野市などを巡り、2日目は飯田市をスタート。北アルプスが望める大町市や歴史風情漂う南木曽町の妻籠宿などを巡り松本市がゴールです。

　実行委員会は県内を走る全176人のランナーをきょう公表しました。第一走者は、平昌オリンピック代表のカーリングの両角友佑選手が務めます。

　上田市ではリオオリンピック銅メダリストのアーティスティックスイミングの箱山愛香さんが、白馬村では上村愛子さんと渡部暁斗選手が走ります。

　そして、2日目の最終走者は平昌オリンピック金メダリストの小平奈緒選手が務めます。

　一方で、懸念されるのが新型コロナウイルスです。ギリシャでは13日、観客が殺到し、感染の恐れがあるとして聖火リレーを中止しました。また、実行委員会は最初の福島、栃木、群馬の3県については、セレモニーなどを無観客で行うことを決めています。
　　長野の対応についても感染状況を踏まえ、実施の1週間前までに公表したいとしています。

　ただ、すでに県内でも出発やゴールイベントの規模を縮小する自治体も出ていて、大町市は小中学生1000人近くの招待や高校生のダンスパフォーマンスを企画していましたが中止、安曇野市もイベントを縮小しました。また、4つの自治体で住民に対し沿道での応援の呼びかけをしないとしています。

　聖火ランナー・村岡清一さん：
「町の皆さんが『応援に行くからどこを走るのか教えてくれ』とか言ってね。だけどもう連絡しても、おそらくあまり来られないんじゃないかと思う」

　軽井沢町の村岡清一さん、県内最高齢96歳の聖火ランナーです。村岡さんは地元・軽井沢町を走ることになりましたが、友人などが応援に来られなくなる可能性もあり肩を落とします。

　ただ、村岡さんはまずは自分が感染しないことを気を付けて本番に臨みたいとしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200319-00000007-nbstv-l20

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お前らもう許してやれよ(´･ω･`)

あと何？