上野千鶴子「セクースが気持ち良かったらその男を好きになるのは当たり前よ。身体はウソつかない」

上野：今までで一番気持ちよかったセクースってどんなの？その相手とは気持ちのコミットメントはあった？

Ruriko：私はタガを外してくれた彼とのセクースですね。気持ちのコミットメントもゼロではなかったです。

薫：私もセフレとのセクースが一番気持ちよかったです。その人はセフレから彼氏になりました。愛着が湧いたんだと思います。

上野：そうよね。自分を明け渡した相手だもん、警戒心を解くよね。セクースから始まる愛だってある。
むしろ愛から始まるよりもリスクが少なくていいかも。愛から始まったらセクースで「あれ？」って失敗することもあるもんね（笑）。　
セクースから始まれば、まず間違いない（笑）。

薫：はい、セクースが気持ちいいと、好きになっちゃったりする。「子宮で恋してんな」って思います。

上野：そりゃ当たりまえよ。でも快感は子宮じゃなくて、大脳で感じてるのよ。

薫：よかったー！（笑）

上野：とてもいいと思います。なぜかっていうと精神は裏切るけど肉体は裏切らないから。
精神はごまかしが利くからね。「私はこのひとを愛しているのかもしれない」なんて。
なかなか性のベテランだね、あなたの年齢でそこに達するのは。身体の開発のレベルが高いです。
https://mirror.asahi.com/article/12881062

いかにも上野先生らしくて笑う。