菅総理「大阪の感染には極めて危機感をもって対応している。緊急事態宣言発令は大阪府と相談する」

大阪の緊急事態宣言発令、首相「府と相談」

菅義偉首相は19日、新型コロナウイルスの感染拡大が続く大阪府に関し「国と大阪府で病院確保に全力で取り組んでいる」と話した。新たな緊急事態宣言の発令や感染対策の強化については「状況を見ながら府とも相談して対応したい」と述べた。首相官邸で記者団に語った。

「大阪には極めて危機感をもって対応している」と訴えた。首相は訪米中の16日夜（日本時間17日午前）、ワシントンで記者団に大阪への緊急事態宣言の発令について「状況をみての判断になる。まん延防止等重点措置を始めて2週間たっていない」とも話していた。

ミャンマー在住のフリージャーナリストが治安当局に拘束されたとの報道に関しては「現地大使館で全力で事実関係を確認中だ。邦人保護に万全を尽くす」と強調した。

地元メディアなどによると、日本人フリージャーナリスト・北角裕樹氏が18日、最大都市ヤンゴンの自宅近くで拘束された。地元メディアなどが報じた。治安当局の家宅捜索を受けたとみられる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA190SY0Z10C21A4000000/