【画像】大きすぎるバストに悩む女性が「乳房の縮小手術」を受けるも、あっという間に元どおりに…原因はいまもわからず

米ロサンゼルスに住む歌手でダンサーのベサニー・リヨンは、乳房縮小手術を受けたにもかかわらず、胸が元の大きさに戻ってしまったそうだ。

リヨンは、Eカップの大きな胸に悩んでおり、周りの人たちからも、胸に関してコメントを受けるなど、コンプレックスを感じていたという。また、ダンサーという職業柄、常に身体を動かすため、大きな胸は重くて邪魔で、仕事にも影響していたそうだ。

このような悩みを抱えていたため、2019年7月、ついに1万ドル（約109万円）を払い、背中の痛み軽減も含めた乳房縮小手術を受けた。

手術後、EカップからCカップにサイズダウンし、小さくなった胸に喜んだのも束の間、3ヵ月後には服を着た際に胸元の部分だけ服が裂けていることに気づき、わずか9ヵ月後には胸が元の大きさに戻っていたという。

一度小さくなった胸が元の大きさに戻る過程では、皮膚が引き裂かれるような痛みがあったことも明かした。

米「ニューヨーク・ポスト」紙によると、リヨンは手術のリスクを知った上で手術を受け、乳房が再び成長する可能性があることも認識していたという。胸の大きさが戻ったのは、甲状腺機能低下症とホルモンの変化が原因ではないかと見られている。

ニューヨークの整形外科医のダグラス・スタインブレック医師は、「乳房縮小手術を受けた後に乳房組織が再び成長することはある」と話し、原因として「体重の変化、妊娠、ストレスや病気、ホルモンバランスの変化など、このすべてが体の中で反応を起こす可能性があります」と同紙に答えている。

しかし、乳房組織の再生は起こり得るものの、リヨンのように2回目の手術が必要になるケースは非常に稀であるとも話している。

リヨンの胸は元に戻って大きいままだが、自身の胸の大きさを受け入れることができるようになったという。だが将来的には、ふたたび乳房縮小手術を受ける可能性があることも示唆した。

スタインブレック医師は「体に適切なケアをして健康を保つことが、バストダウンを確実に維持することにつながる」とアドバイスしているが、なぜバストのサイズが元に戻ってしまったのか、その明確な理由はいまも判明していない。

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