サンフランシスコ、サル痘非常事態宣言

サンフランシスコ市が非常事態宣言　サル痘拡大「全米主要都市で最も深刻」

　深刻なサル痘の感染拡大を受け、アメリカ・サンフランシスコ市では「非常事態宣言」が出されました。

　ブリード、サンフランシスコ市長：「サンフランシスコの感染者数は全米の主要都市のなかで最も深刻な水準です」

　西部・カリフォルニア州のサンフランシスコ市は28日、アメリカの主要都市で初めてサル痘の非常事態宣言を出しました。

　サンフランシスコ市では、これまでに261人の感染が確認されています。

　市の保健当局は3万5000回分のワクチンを発注していて、28日時点で1万2000回分が到着したということです。

　一方、東部のニューヨーク州では28日、「公衆衛生上の差し迫った脅威」だと宣言しました。

　急激な感染拡大に全米各地で危機感が高まっていて、予防接種を受ける人も増えています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/amp/000263286.html