サソリの真似をしながら教師を叩く小2男児、注意してもやめず…仕方なく両腕を抑えつけたら体罰認定されてしまう

堺市立学校において、児童に対する不適切指導（2 件）があったため、令和 4 年 10 月 12 日（水）に「堺市体罰及びセクシュアル・ハラスメント問題調査庁内委員会」を開催し、いずれの事案も体罰事案として認定されました。
関係の保護者、児童の皆様に深くお詫び申し上げます。今回の事態を重く受け止め、教育委員会として体罰に対する教職員の認識を高め、今後このような事態を起こさないよう再発防止に取り組みます。
事案の概要等については、以下のとおりです。

（事案１（市立小学校の事案））
１ 体罰事案の概要
令和 4 年 9 月 15 日（木）、被害児童と当該教諭が絵本を読んでいた際、絵本の中に出てくるサソリの真似をしながらじゃれ合っていた。
その際、被害児童が当該教諭を叩くような行動をしてきたため、当該教諭は被害児童に「パンチをしない」と注意したが止まらなかった。
そこで当該教諭は被害児童の両腕を抑えつけたが、その際、腕を絞めるような形となった。

２ 事案発生後の対応
事案発生当日、本事案を目撃していた職員から校長に報告があり、校長が現場にいた別の職員に事実確認の聞き取りを行った。
翌日 9 月 16 日（金）、校長と教頭が当該教諭に事実確認を行った。
令和 4 年 9 月 20 日（火）に校長が教育委員会に報告を行った。また同日、校長、教頭、当該教諭が、被害児童、保護者に説明と謝罪を行った。

３ 被害児童の状況
被害児童にけがはなし。

４ 今後の対応
・今後、教育委員会において、当該教諭の処分を検討します。
・研修等を行い、体罰に対する教職員の認識を高め、再発防止に取り組みます。

https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/koho/hodo/hodoteikyoshiryo/kakohodo/teikyoshiryo_r4/teikyoshiryo_r0410/041014_05.files/1014_05.pdf

注意しても辞めない場合の規定がない問題
トラウマものの罵声や大声が必要になりかねない