坪内祐三さん、死去　61歳

評論家の坪内祐三（つぼうち・ゆうぞう）さんが13日、死去した。61歳だった。通夜は22日午後6時、
葬儀は23日午前9時半から東京都渋谷区西原2の42の1の代々幡斎場で。喪主は妻文子さん。

58年、元ダイヤモンド社社長の坪内嘉雄さんの長男として生まれた。雑誌「東京人」編集者を経て独立。コラム、書評、評論など執筆活動を始める。
夏目漱石や南方熊楠ら同年生まれの青春時代をたどる01年の「慶応三年生まれ　七人の旋毛（つむじ）曲り」で講談社エッセイ賞を受賞した。
03年から15年にかけて季刊雑誌「en―taxi（エンタクシー）」で福田和也さんやリリー・フランキーさんらと責任編集として関わった。

著書に「ストリートワイズ」「靖国」「古くさいぞ私は」「人声天語」などがある。また、「酒中日記」などの日記エッセーも数多く手がけた。
週刊文春「文庫本を狙え！」などを連載中だった

https://www.asahi.com/articles/ASN1G5665N1FUCVL017.html

死因は心不全なの？　
この人は飲み過ぎでしょ？　過去の襲撃事件の古傷もあるんだからもっと体を労わら
ないと、、事実上の飲み死にと見る。

個人的には「エエトコのボン（坪内嘉雄の息子）が読書にハマり、早大で松原正なんぞの
マニアック学者に師事し」、、とボンボンのスノッブのディレッタントの成れの果てという
感で余り好感は持っていなかった。

福田和也と仲が良かったのも同じボンボンディレッタント同士で気が合ったのだろう。
文春の連載で伊藤俊也や鈴木則文との交友を書いていたのも「ボンボンが粋がって東映映画
なんぞにハマっちゃって」としか思えなかった。
挙句は内藤誠と映画なんか作ってたんだっけ？

正直、自分も昔はこの種の「育ちの好い」ディレッタントに憧れた、、今はそうでもない。
この種の人種の読書量や教養は凄くても実際に言ってる事の意外なつまらなさに失望する事の方が多くなった。

まあ坪内も老醜を晒さずに「飲み死に」しただけ天晴れさ。
それは勝谷誠彦の様な輩だって「飲み死に」だったもんな、、本当は作家として成功したかったのに
結局はウヨ文化人にしかなれなかった勝谷、、

坪内はたぶん永遠の文壇ワナビーだったんだと思う。
エエトコのボンでブンガクや映画に憧れ、早大で松原正に師事し長じて文筆家になり、
そして毎晩のように新宿で飲んで内藤誠と映画を作り、そして飲み死に、、

坪内さん、同じゴールデン街住人でも西部邁の様な老醜を晒さずに見事に飲み死にしたね！　
師匠の松原正の様な無駄な長生きはしなかったのも潔い。

あんた、天晴れさ！