被った袋の中だけで硫化水素自殺、ミニマリストの男性(41)死亡。顔は緑色

神戸・東遊園地の多目的トイレで41歳男性死亡　頭にポリ袋かぶり転倒、現場から硫化水素検出
2023/6/20 22:14　神戸新聞NEXT

２０日午前１１時２５分ごろ、神戸市中央区加納町６の東遊園地内にある多目的トイレで、男性が倒れているのを市職員の女性（４１）が見つけ１１９番した。
男性はその場で死亡が確認された。

兵庫県警生田署によると、男性は頭に黒いポリ袋をかぶり、床に横向きに倒れていたという。署員がポリ袋をとると、顔が緑色っぽく変色し、鼻から出血していた。
近くにはトイレ用洗剤と、オレンジ色の液体が入った容器が置いてあり、異臭がしていたという。市消防局によると、現場から微量の硫化水素が検出された。
その後の捜査で、死亡していたのは香川県丸亀市の男性（４１）と判明。同署は現場にあった液体と死亡との関連を調べている。

同日午前１０時半ごろ、清掃員の男性が、４時間以上閉まったままのトイレを不審に思い、市職員に連絡。
駆け付けた女性職員がトイレの鍵を開け、倒れている男性を発見したという。

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202306/0016496150.shtml