【岸田首相会見】再来年秋までの間に「不安を払拭」　保険証廃止、マイナ巡るトラブルで

岸田文雄首相は２１日の記者会見で、マイナンバーを巡るトラブルが相次いでいることについて「こうした事態を重く受け止めている」と述べた。また、来年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナカードに一本化する方針を維持する考えを示したうえで「その後最大１年間、令和７年秋までは発行済の保険証が使える、この期間を活用し、国民の不安を払拭していくよう政府をあげて取り組む」と強調した。

首相会見に先立ち、政府は同日午後、マイナンバーに関連するデータやシステムを確認するための省庁横断の「マイナンバー情報総点検本部」の初会合を開催。首相は会合で「新型コロナ対応並みの臨戦態勢で、国民のマイナンバーに対する信頼を一日も早く回復するべく政府、自治体、関係機関一丸となって全力を尽くしてほしい」と対策強化を指示した。

マイナンバーを巡っては、マイナカードと健康保険証を一体化したマイナ保険証で、別人の医療情報をひも付けるミスが続出。システム不具合などで「無保険扱い」となった患者に医療費１０割が請求されるケースも起きている。また、公金受取口座のひも付けでは、本人ではなく家族らの名義の口座を登録したり、全くの他人の口座が誤登録されたりする事案も発生している。

産経ニュース
2023/6/21 18:27
https://www.sankei.com/article/20230621-CM4SFDQOPJPK3IZ4OLMZWJF77U/

グローバリストは全滅しろ