バービー人形 1型糖尿病患者モデルを発売=米玩具メーカー「子どもの世界観形成に貢献」

米玩具メーカーのマテルが8日、1型糖尿病患者をモチーフにした初のバービー人形を発売した。

同社によると、このバービーは米糖尿病研究支援団体「ブレイクスルー　T1D」との提携でデザインされ、米国だけで30万人以上とされる小児患者への「インクルーシビティ（包括性）への取り組み強化を目指す」としている。

1型糖尿病バービーはピンクのハート型の医療用テープで固定された持続血糖測定器（CGM）を腕に装着し、腰にはインスリンポンプを装着している。

また、水玉模様のブルーのワンピースドレスを着用し、CGMトラッキングアプリの入ったスマートフォンや糖尿病啓発を象徴するパステルブルーのハンドバッグも付属している。

同社バービー担当上級副社長クリスタ・バーガー氏は「バービーは子どもたちの幼い頃からの世界観形成に貢献している」とした上で、「1型糖尿病のような疾患を反映させることで、より多くの子どもたちが思いつく物語や大好きな人形の中に自分自身を投影することができるよう願っている」と述べた。

同バービー人形は全米のマテルショップで販売され、価格は1体10・99ドル（約1600円）。

バービー人形　１型糖尿病患者モデルを発売＝米玩具メーカー「子どもの世界観形成に貢献」 | 東スポWEB

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