お前らにKenshiとかいう現時点で最高峰のRPGのゲームというのを教えてやろう

スタート地点はとある小さい街だ
そこにポツンと置かれる
このままここにいればお前らと同じだ
人生つまらない、死にたい、何も楽しいことがない
それはそうだここに立っているだけなのだから

つまりこのゲームを楽しむためには動く必要がある
では何をしたらいいか
特に目的はない
ただ何もしないのは退屈で面白くない
だから近くのバーに寄ってみる

そこには地図が売ってあった
そういえばこの世界のことは何も知らないなということで地図を買って見ると世界は案外広いことがざっとわかる
そしてそう遠くないところに街があることもわかる

とりあえずその街に行こうかと今の街をでて移動を開始する

思ったより足が遅い
もっと便利なものはないのかと欲求が生まれる

移動をしていると何やら野盗に出くわしてしまう
彼らは私に食い物をくれと言ってくる
くれなきゃ殴ると

私は今地図しかないと伝えるともちろん集団にボコボコにされる
ここで私は弱いことに気づく
武器が欲しい、戦える力が欲しい 欲求は増えるばかりだ
しかも怪我をしたから治療するものが欲しい
それらを手に入れるためにはきっとお金がかかるだろう
金が欲しい
なんなら防具も欲しいな

私は気絶から目覚めて身体がボロボロのままなんとか街に着く
まずは治療だ
最初に持っていた金はこれでほとんど失う
腹も減ったからとりあえずパンも買った
金は全て失った

ここでやっと気づくのだ
私がこのゲームでやるべきことは
金を稼ぐ
食料を手に入れる
武器、防具を手に入れる
強くなる
ことだと

ではこれらをやるためには何が必要か…という手探りから全ての物語は始まるのだ