英外務省、日本を含む8か国をメタノール中毒注意国に追加、偽造酒などによる被害事例を受けた措置

イギリス外務省は、旅行者に対して注意を促す「メタノール中毒の危険がある国リスト」を更新し、新たに日本を含む8か国を追加しました。対象となったのは、日本、エクアドル、ケニア、メキシコ、ナイジェリア、ペルー、ロシア、ウガンダの8か国です。これらの国では、偽造または不純物を含むアルコール飲料によるメタノール中毒の事例が、英国人旅行者の間で報告されています。メタノールは工業用アルコールの一種で、摂取すると失明や死亡の危険があることから、外務省は「現地で出所不明の酒類を飲まないように」と強く警告しています。今回の追加は、安全面でのリスクが再確認されたことを受けた措置とみられます。
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