ウクライナ軍、陥落寸前の要衝ポクロウスクに特殊部隊をヘリコプターから投下、以後消息消える。ロシアは殲滅済を主張

https://www.yahoo.com/news/articles/ukraine-special-forces-launch-helicopter-142648505.html

ウクライナの特殊部隊はアメリカ製のブラックホークヘリコプターを使ってポクロフスクで反撃を開始した。

この作戦の目的は、ロシア軍の攻撃に対して1年以上持ちこたえてきたが、陥落寸前とみられる包囲されたウクライナの都市への補給線を再開することだ。

エコノミスト紙に提供されたビデオには、ウクライナ軍情報部（GUR）の潜入部隊の兵士11人がブラックホークヘリコプターから降りて野原に広がる様子が映っている。

ウクライナ情報機関のトップであるキリロ・ブダノフ将軍が近くから自らこの作戦を指揮していると報じられており、この作戦の重要性を示唆している。

オープンソースの情報地図「ディープ・ステート・マップ」によると、ロシア軍はポクロフスクを包囲する寸前で、物資を運び込み負傷者を避難させるのに残された隙間はわずか6マイルしかない。

土曜日の朝、ロシアのドローンが撮影した映像に、隊員らが降ろされた地域での一連の攻撃が映っているとされ、GURチームの運命を心配する声が上がった。

テレグラフは映像を確認できていないが、ウクライナ軍当局者らはこの作戦についてまだコメントしていない。

ロシア国防省は、自国軍が「ウクライナの特殊部隊による上陸の試みを撃退し」、ヘリコプターで上陸した兵士11人を「排除した」と主張した。

ウクライナ国防当局筋はニュースサイトRBCウクライナに対し、これは「プロパガンダ」であり作戦は継続中だと語った。