【韓国】済州島で初めて新型コロナの2次感染が発生

2020-04-04 00:09
https://www.yna.co.kr/view/AKR20200403174351056

済州で初めて新種コロナウイルス感染症(コロナ19)の地域伝播確定診断者が発生した。

済州道は3日、道内9人目のコロナ19確診者の家族A(30)氏が道内で11人目のコロナ19確診判定を受けたとこの日明らかにした。

A氏は南米旅行をして戻ってきた9人目のコロナ19確診者である20代女性Bさんの接触者に分類されて、先月29日に自宅隔離に入った。

A氏は自宅隔離中の去る1日に微熱症状で保健所の検体検査を受けたが、当時は陰性判定を受けていた。

しかし自宅隔離6日目のこの日、引き続き発熱及び咽喉痛の症状が有り、自家用車で済州大学病院に移動して再び検体検査を受けて、午後8時に確診判定を受けた。

中央防疫対策本部の指針によれば、疑い患者の場合は自家用車や徒歩、119・保健所の救急車を利用して移動することができる。

A氏は済州道保健当局関係者との電話通話で他人と接触したり、訪問した場所は無いと話した。

また、A氏は他の家族構成員たちと同じ家に居住していたが、分離した部屋で自宅隔離守則を守っていたと話した。

道は現在A氏の家族5人の健康状態は全員良好であることを把握した。

道内9人目のコロナ確診者でありA氏の家族であるBさんは50日余りのあいだ南米を旅行した後、先月21日に仁川空港に到着して金浦空港を通じて済州に来た。

先月28日から発熱や寒気などの症状が有り、済州大学病院選別診療所で検体検査を受けて、翌日の先月29日に道内で9人目のコロナ19確診判定を受けた。

道内では現在まで大邱訪問者や留学生、国外訪問者など流入患者のみ10人がいたが、流入患者と接触した地域伝播を通じたコロナ19感染はA氏が初めてだ。済州ではまたこの日、10人目のコロナ19確診者も発生した。

10人目のコロナ19確診者はヨーロッパ留学生の20代女性で、済州道の特別入島手続きによってコロナ19の検査を受けることができる済州空港開放型選別診療所(オープンウォーキングスルー・Open Walking Thru)で検査を受けて確診判定を受けた。