父親の遺体を焼却炉で火葬し逮捕された会社役員・林田崇(29歳)　父親を鈍器で殴って殺害していたとして再逮捕

遺体や凶器が見つからない中、再逮捕に踏み切りました。父親の遺体を焼いて遺棄したとして逮捕された高松市の会社役員の男が4日、殺人の疑いで再逮捕されました。

　殺人の疑いで再逮捕されたのは、ペット関連会社の役員、林田崇容疑者（29）です。

　警察によると林田容疑者は10月30日、高松市香南町の会社兼自宅で父親で社長の昭さん（当時70歳）の頭を鈍器で殴って殺害した疑いが持たれています。
　敷地内の焼却炉からは骨のようなものが見つかっていて警察は、林田容疑者が昭さんの遺体を焼却炉で焼いたとみて11月、死体損壊と遺棄の疑いで逮捕・送検しました。

　これまでに遺体や凶器は見つかっていませんが、警察は、林田容疑者が11月の逮捕時に「父親を殺害した」旨の供述をしていたことやこれまでの捜査で昭さんと最後に会ったのが林田容疑者だとみられることなどから殺人容疑で再逮捕しました。

　林田容疑者は現在、犯行について黙秘しているということです。

　警察によると林田容疑者と昭さんには経営上の行き違いがあり、仲は良くなかったとみられています。
　2人は以前、事件があった建物で一緒に生活していましたが、事件当時は別々に暮らしていました。

　昭さんと長年付き合いがあった同業者は現場の建物についてある話を聞いていました。

（同業者はー）
「老犬ホームの施設を、譲渡するっていうような」

　警察は、動機の解明を進めるとともに遺体や凶器を引き続き捜索する方針です。

https://ksb.co.jp/sp/newsweb/detail/15666

あっ…