昼飯どきに「文在寅殺してぇ。不買運動どうせ失敗するべ」とほざいた上司を、独立運動家の心で会社に内部告発したらクビにされた記者

2000年6月に入社したノPDは、編成制作局編成チームで、2007年2月に入社したユン記者は報道2チーム長として働き、11月
5日、京畿放送から解雇された。

最近、ソウル良才洞のあるカフェで向かい合った2人のジャーナリストは、「このすべての物語の始まりは、今年8月5日にさかのぼる」
と話した。

「毎週月曜日に代表理事以下の幹部たちが一緒に会議をした後、昼食を取ります。その日の昼食の時にヒョン本部長が、”文在寅を殺して
やりたい。100年前の物産奨励運動が成功したのか？感情だけを刺激して、不買運動は成功したことがない”と言い、国民の日本製品不
買運動を侮辱する言葉を述べました。私はその後、当時、同じ席にいたノ先輩（ノ・グァンジュン）に内部告発をすると言い、ノ先輩も
一緒にすることにしました」（ユン・ジョンファ）

知らないふりをして目を閉じてしまえばいいことだが、なぜ彼らは実名で内部告発に出たのだろうか？ユン記者は内部告発を決心しながら
「独立運動家の心を思い浮かべた」とした。

「日本より日本をさらに心配する人を私の目の前で見ました。その時、独立運動家が思い浮かびました。彼らは死を覚悟したでしょう。
しかし、私は死ぬことなく、切られるだけなのに、なぜそれができないのかと思いました」（ユン・ジョンファ）

「あるテレビ局の報道と制作に影響を及ぼす最高幹部の発言ではないですか。ヒョン本部長の話は事実上、取材・編成ガイドラインですが、
国民感情とずれており、受け入れるのが難しかったし、苦しかったですね」（ノ・グァンジュン）

2人のメモと証言が一部メディアに報道され、京畿放送の労組が辞任を要求するなど問題が大きくなると、代表理事は9月19日、国民向
けの謝罪文を出した。当事者であるヒョン本部長も謝罪と共に辞任の意思を明らかにした。

すべてのことが「常識」と「正義」に基づいて流れるようだった。 しかし、それはつかの間の錯覚だった。しばらくして辞任するとした
ヒョン本部長は、専務理事に昇進した。

京畿放送は、今年10月7日、ユン記者とノPDを懲戒委員会に回付した。「懲戒委では同じ質問だけを受けました。”なぜ私的な席で
言った言葉を問題提起するのか””なぜ内部で解決せずにメディアに情報提供したのか”と。大統領が昼食の席で言った言葉が私的発言に
なるのですか？同じように代表理事と幹部が毎週会議の後に行う食事の席なのに、その場で言った言葉がどうして私的発言なのでしょうか」
（ノ・グァンジュン）

11月5日、京畿放送はついに彼らを解雇した。懲戒議決結果通報書を見ると「彼らがメディアに実名で公益情報の提供をしたと主張して
いるが、これは公益申告者保護法上、公益侵害行為には該当せず、事実関係もまともに把握されていない状態で本人の信条に反するという
美名の下に歪曲された内容で、会社および上司の名誉を傷つけ、会社に莫大な財産上の損害を与えた」と解雇理由を説明している。

ノPDとユン記者は、会社の解雇通知に異議を申し立て、再審の結果を待っている。再審を経て復職できなければ、法的に争わざるを得な
い。

https://m.news.naver.com/read.nhn?mode=LSD&sid1=001&oid=028&aid=0002476693