【フィギュア】「コーチの厳しさは勝利のカギだ」IOCバッハ会長の“エテリ糾弾”に反論！ 露報道官が「我々は賛同できない」と見解

2/19(土) 5:40配信　THE DIGEST
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5a51c91d6086a3e81a3ce44538859cfaaed704f

　失意の天才スケーターを巡る論争は収まりそうにない。2月17日のフリースケーティング（FS）でミスを連発し、まさかの4位に沈んだカミラ・ワリエワ（ロシアオリンピック委員会＝ROC）だ。

　大会期間中の8日にドーピング問題が浮上し、疑惑が晴れぬまま女子シングルを迎えたワリエワ。持ち前のジャンプでことごとく失敗したFS直後には、コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏から「なぜ諦めたの？ 説明しなさい！」と詰め寄られるシーンもあり、後味の悪い幕切れとなった。

　世間の注目を集めるのは、本人だけではない。ワリエワをきつく問い詰めたトゥトベリーゼ氏の言動には、国際オリンピック委員会（IOC）のトーマス・バッハ会長が「こんなにも冷たい態度を取れるものなのか」と糾弾されるなど、新たな波紋を広げている。

　しかし、IOCの御大が放った発言に反発したのが、ロシア大統領報道官のドミトリー・ペスコフ氏だ。

　ロシアのラジオ放送局『Radio Mayak』など複数メディアが報じたところによれば、「彼は嫌っているのかもしれないが、教え子にとって勝利の鍵となるのはコーチ陣の厳しさだ」と持論を展開したペスコフ氏は、バッハ会長の意見について「尊重するが、必ずしも同意はできない」と反論したという。

　さらに「勝者のことを誇りに思い、メダリストたちを祝福しよう」と続けたペスコフ氏は、ワリエワの最終的な結果について「4位にとどまったが、高い成果を上げるスポーツでは強いものが勝つのだ」ともコメント。トゥトベリーゼ氏の対応を擁護する姿勢を示した。

　全世界から注目を集める今回の騒動。バッハ会長は「この調査によってより事態は鮮明になるだろう」と話しているが、はたしてワリエワを含めた今後の処罰はどうなっていくのだろうか。

基準の200倍の薬物が検出されてるのでコップ経由での摂取は不可能だとバレてるし。